奈良県・東吉野村にて、周遊型アート&クラフトイベント「はじまりの東吉野オープンアトリエ2025」が開催される。3回目となる今回は、村在住の39組のクリエイターが工房やアトリエを開放し、作品の展示・販売やインスタレーションを行う。
開催日は、11月1日(土)~3日(月・祝)、8日(土)、9日(日)。秋の自然とともに特別な時間を過ごしたい。
国内外からクリエイターが集まる東吉野村
奈良県吉野郡東吉野村は、過疎化が進む人口約1500人の山村。しかし近年は、国内外から多くのクリエイターが移住し、新たな創造の拠点として注目を集めている。
奈良市内から車で約1時間半、最寄りの鉄道駅までは車で約30分と、決して便利な場所ではないが、その自然の美しさは県内でも指折り。おおらかな時間のなかで、ものづくりに取り組む暮らし方・働き方に惹かれ、居を移した住民も多数いる。

東吉野村では、大自然に育まれた創造の文化と交流を背景に、多くのクリエイターが活動している。
中心部にある村営のコワーキングスペース「OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINO」は、都市ではなくあえて地方でデザインやものづくりに取り組む人々が集う、先駆け的存在の場だ。

大自然のなかで楽しむアート&クラフト
「はじまりの東吉野オープンアトリエ2025」では、村に暮らすクリエイターたちの工房・アトリエを巡り、作品の鑑賞や購入を楽しむのはもちろん、地域での活動の現在と未来について語り合うトークイベントも開催する。

陶芸、木工品、刀、絵画などの工房を巡る
参加している工房は、素材もジャンルも作品づくりのスタイルもさまざま。
多岐にわたる作品との出会いとともに、ものづくりの背景やクリエイターのライフスタイルに触れる時間も楽しもう。


暮らしと創造性について考えるトークイベント
会期中は、村内各所でイベントも開催する。
11月2日(日)の18時から開催するトークイベントでは、東吉野村の暮らしのなかで自身のクリエイティビティを育んできた4人が集まり、それぞれの実践や想いを語る。
「暮らすこと」と「表現すること」が重なるこの村で、どんな価値が生まれているのか。オープンアトリエという場を通じて、地域で育まれる創造性と、これからの生き方について考えるトークセッションだ。

秋に染まる大自然を歩き、温泉に浸かる
紅葉に染まる山々と澄んだ清流に囲まれる秋は、東吉野村の美しい自然を満喫する絶好の季節だ。
村内にある2か所の温泉は、自然に包まれながらリラックスした時間を過ごすのに最適。また、村民によるレストランや移住者によるカフェなど多数の飲食店もあり、ゆっくりと休憩することも可能だ。


心地よい秋風と色彩豊かな風景を楽しみながら、アート&クラフト巡りをしてみては。
はじまりの東吉野オープンアトリエ2025
会期:11月1日(土)~3日(月・祝)、8日(土)、9日(日)
場所:奈良県吉野郡東吉野村 全域
総合案内:奈良県吉野郡東吉野村小川824番地の1(サテライトオフィス小川)
開催時間:全日10時~17時(クリエイターにより時間の前後有)
公式サイト:https://oa-higashiyoshino.com
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000169984.html
(田原昌)