スプラトゥーン2』では、2017年12月13日に配信されたVer.2.1.0で一部ステージに調整が施されました。細々とした修正はもちろんですが、中には大きく戦い方を変えなければならないようになるステージもあるのです。


今回は、Ver.2.1.0のステージ調整について詳しく解説。それぞれのステージでどこが変化したのか、そしてそれがバトルにどのような影響をもたらすのかをひとつずつ紹介していきます。

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◆フジツボスポーツクラブ
フジツボスポーツクラブは全ルールで地形が変更されました。最も大きな変更点は、ステージ中央付近の障害物が減ったこと。以前は壁を登るところにカギカッコのような形の壁がありましたが、それが一部なくなったことで射線が通りやすくなっていることでしょう。

これによりチャージャーの射線が通りやすくなり、中央にいるプレイヤーはより狙撃されやすくなりました。しかし逆に言えばチャージャーにとっても遮るものが少なくなったため、中射程シューターなどに不意打ちされると倒されてしまう可能性もあります。いずれにせよ、中央付近での膠着状態が減るものと思われます。

また、自陣から見て左側にあるブロックがスポンジに変更されました(ガチアサリにはない模様)。ここもグルグルと回って戦うことになったりすることが多かったため、非常に簡素になっています。高低差が得意ではないブキにとっては戦いやすくなったことでしょう。

◆ガンガゼ野外音楽堂
まずガンガゼ野外音楽堂における最初の変化は、中央のステージに登るところにスロープがついたこと。
これまでは壁を登る必要がある、つまりスピナーなど一部のブキにとって不利な条件でしたが、それが改善されています。

そしてステージ上では、スピーカーの数が減り角に置いてあるスポットライトが消えました。スポットライトは引っかかる問題が頻発していたため、純粋にプレイしやすくなると思われます。また、スピーカーが消えたことによりカーリングボムやイカスフィアがより動きやすくなることでしょう。

スタート地点の正面にはスロープが追加されたほか、自陣側に戻るためのスポンジも追加されています。降りると戻れなくなる問題もこれで解決されるでしょう。

◆タチウオパーキング
タチウオパーキングもまた全ステージで地形が変更されています。まず、敵陣に入り込むためのインクレールが大きく蛇行するようになりました。これまでは一直線であったため迎撃しやすかったうえ、進むか戻るかの選択肢しかありませんでした。しかし蛇行したおかげで複数の方向へ進路を変えることが可能です。

それに伴い、そのインクレールの下にある足場が広くなっています。この足場にこもる長射程ブキ、あるいは壁やレールを登ろうとするシューターなどにとっては嬉しい変更。
逆に上から下を牽制するブキにとっては苦しくなったと思われます。

些細な調整ですが、太陽の光の調整も行われています。

◆コンブトラック(ガチヤグラ)
コンブトラックはガチヤグラの調整が行われていますが、一番の大きな変更点はヤグラの進行ルートでしょう。これまでは左側へ進行するルートでしたが、まったくの逆方向、右側へ進むことになっています(これまでの2カンモン方面)。

これは以前の第1カンモンが非常に防衛しやすかったことが原因と思われます。実際、ここを越えられてしまうと第2カンモンまで守りやすい場所が非常に少なく、一気に突破されるケースが多かったのです。また、Ver.2.1.0の第1カンモンは敵陣の壁からやや離れているため、防衛側からするとブラスターや中射程シューターによる攻撃が当てやすいものと思われます。

この変更に伴い、自陣から中央に向けて進めるインクレールが追加。このインクレールはガチホコのものとほぼ同じであるため、相手の裏を取る際に使うことができます。

◆海女美術大学(ガチホコ)
海女美術大学のガチホコはルートが少なく攻めづらいという点があったため、改修点が多めです。まずは各陣営にある白いホタテのようなオブジェクトの向きが変更。これにより出っ張りを盾にして立てこもることが難しくなったものと思われます。


そして、左右の広場から中央に向かうためのスロープおよび壁が追加。これで攻めてくるプレイヤーがどこから登ってくるかわかりづらくなったため、攻め側がより有利になっています。

海女美のほとんど唯一と言っても良いホコルートである敵陣へ入りこむための箱も大きくなりました。こちらもどこから敵が登ってくるかわかりづらくするためでしょう。シューターやチャージャーなどでは守りにくくなりましたが、ラピッドブラスターなどブラスターによる防衛網は未だに固いであろうといった作りになりました。

また、ガチヤグラなどには既にありますが、ガチホコでも敵陣における左側の高台へ乗り込むための箱が追加されています。

◆海女美術大学(ガチヤグラ)
なお、海女美術大学はガチヤグラでも変更点があります。こちらはガチホコと同じく左右の広場にスロープと足場が追加されているのみで、ヤグラのルートなどは変更されていません。

◆ホッケふ頭(ガチホコ)
ホッケふ頭では待望の調整が行われました。そう、スタート地点直後のあの邪魔なスポンジが細長くなり、進行方向を埋め尽くすことがなくなったのです! 小さな変更点ですがこれが嬉しいのなんの。開幕の1秒は非常に重要なので、これに引っかかってアドバンテージを取られることもなくなりました。

そして、中央付近にあるコンテナの上がガチホコ侵入禁止エリアになっています。
ここに立てこもると敵が取れない位置にガチホコを置けてしまうため、調整が行われたというわけです。

◆エンガワ河川敷
エンガワ河川敷は日差しの調整のみ。以前も大してまぶしくなかったはずですが、さらに配慮されています。

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