『共闘ことばRPG コトダマン』は、文字の精霊「コトダマン」を組み合わせ、ことばを作って攻撃するRPGです。できたことばの数や長さでダメージが変化し、最大4人のマルチプレイも可能とのことです。登場するコトダマンは350体以上、それぞれが生き生きとしたモーションで動く点も魅力ですね。
それでは、本作の遊び方を紹介します。まず、バトルがスタートすると、画面中央に空欄がある7文字が表示されます。ここに、下部に表示されているコトダマンからひとつ選んでドラッグ&ドロップし、文字をつなげてことばを作っていきます。なお、お題となる7文字はターンごとに変化し、コトダマンはバトル前に編成したものからランダムで4種類が選出され、使った分はすぐに補充されます。
枠内の文字をすべて埋めると判定が行われます。この状態で、同時に複数のことばを作れていると「コンボ」になります。ことばは2文字以上からコンボとして扱われるため、「くに」「はる」「つゆ」といった短い言葉でも、たくさん作れば敵に大ダメージを与えられます。さらに、3文字以上のことばを作ると「わざ」、4文字以上のことばを作ると「すごわざ」が発動します。
文字をつなげてことばにするというシンプルなゲーム性ですが、しっかり頭を使って遊べるのも本作の魅力です。たとえば、手持ちのコトダマンではすぐにことばが作れない場合、補充されたコトダマンと合わせてことばにしようと考えたり、使い勝手のよさそうな文字をとりあえず当てはめてみたり、思い切って長いことばを狙ってみたり。お題となる7文字と手持ちの4文字を使い、あれこれとことばを考えるのは知能パズルのような中毒性を感じました。また、判定の際、知らないことばに出会える機会もあり、本作のプレイを続けていけば語彙力が上がって賢くなるような気もします(笑)。
コトダマンには5つの属性とレアリティがあり、それぞれ異なるわざと文字を持っています。属性には相性が設定されていて、ゲーム冒頭からすべての属性の島に挑戦できるため、プレイヤーの手持ちとなるコトダマンと相性が良い島から攻略をスタートできます。冒険の途中では新たなコトダマンを手に入れるチャンスもあるので、どんどん進めていきましょう。
また、レアリティが高いコトダマンの方がわざによる与ダメージや回復量は増えていきます。しかし、本作では何よりもことばを作るのが重要なため、必ずしもレアリティの高いキャラクター必要ではないのがポイントです。編成の際に一番注目するのが、コトダマンに割り当てられている「あ」「ち」といった文字です。プレイしていて感じたのは、文字にはことばにつなげやすいものとつなげにくいものがあること。
さらに、「か」「や」「は」などは濁点や半濁音、小文字にも変化し、編成時にすでに2文字のことばになるような組み合わせをたくさん作っておけば、コンボもつなげやすくなります。このように、コトダマンはレアリティにかかわらず文字につなげやすいかどうかが重要な役割を担っているのが特徴だと感じました。
プレイヤーごとに思いつきやすいことばに合わせて、いろいろなコトダマンを集めて編成する楽しさも味わえますね。
以上、ことばを使って闘う新感覚のRPGである『共闘ことばRPG コトダマン』のプレイレポートをお送りしました。文字を組み合わせてことばを作る創造の楽しさ、コンボやわざ決まったときの爽快感のあるエフェクト、コトダマンを収集するやりこみ要素と、RPGの新しい魅力がつまった作品でした。
また、2018年1月22日から本作のクローズドβテスト参加者を募集しています。2018年2月に実施予定で、iPhoneとAndroidで参加が可能。応募は2018年2月4日まで行っていますので、気になっている読者のみなさんは急いで応募してくださいね!
クローズドβテスト参加者募集 概要
■募集期間:1月22日(月)~2月4日(日)23:59
■実施期間:2月8日(木)12:00~2月20日(火)16:00※予期せず変更することがございます。
■応募URL:https://kotodaman.sega.jp/kaihatsucbt