ゲーマーのための様々な機能を搭載したマシンが上陸
2019年6月15日、秋葉原にある「e-sports SQUARE AKIHABARA」にて、ハイスペックゲーミングモバイル、「Black Shark 2」の日本上陸を記念したスペシャルイベントが開催されました。

正式名称、「Black Shark 2 (12G+256GB JAPANモデル)」は、ゲーム環境を第一に考え、様々な機能が搭載されたハイスペックゲーミングモバイルです。
日本国内では、Docomo、Softbank、その他プラチナバンドに対応し、99,800円(税別)で現在発売中となっています。

TAKUMI JAPAN株式会社の主催イベントで、スペックについての説明や、「PUBG mobile」の公式パートナーのプレイヤーによる実機プレイと、来場者も協力プレイに参加できる企画も行われました。

ゲームをするためにあらゆる設計にこだわったスペシャルモデル
左:増田薫さん、右:シンイチロォさん
イベント司会としてe-Sportsキャスターのシンイチロォさんが登壇。続いて「TAKUMI JAPAN株式会社」の代表取締役社長である増田薫さんも登壇し、ゲーム環境を前提とした端末の仕様について、映像を交えながら説明が行われました。

こだわりのボディデザイン

流線型のボディは、人間工学に基づいて横持ちで端末を握った時にフィット感、気持ちよさが感じられるように設計。アルミとガラスを素材として、美しさを保ちながらも耐久性に優れています。
カラーバリエーションは、「Shadow Black」、「Glory Blue」、「Frozen Silver」の3色。背面と側面のライトは、ゲーミングキーボードのように色を自由に変えられるのも特徴です。

長時間のプレイを可能とする設計

CPUはハイスペックでありながら低電力で発熱も安定している「Qualcomm Snapdragon 855」を採用。さらに端末内を5層に分けて外部への放熱を促す構造になっており、CPUとバッテリーの接続部には水冷システムを搭載しています。これにより、ゲームをしながら充電も可能で、長時間のプレイに耐えうる設計となっています。さらに4,000mahの大容量バッテリー搭載でありながら、急速充電も可能としており、約1時間ほどでフル充電ができるとの事です。


端末には全部で6か所のアンテナが内蔵されており、どんなプレイスタイルでもアンテナが常に外部と接触する状態なので、ネットワーク切断などの状況が起こりにくい構造になっています。

反応速度を追求した「Fast Finger」

増田さんが、「Black Shark 2」の大きな特徴と語るのが、その反応速度です。シューティングゲームなどでは、画面をタッチしてから射撃が始まるまでのコンマ数秒の違いが勝敗を大きく分けるため、反応速度が良い程有利であり、「Black Shark 2」は他社のスマートフォンと比較しても、かなりの速さを誇っています。開発スタッフにはスマートフォンゲーマーも多く、実体験に基づいた速度の追及が、圧倒的な反応速度を誇るアルゴリズムの設計に活かされているそうです。

指一つで複数の操作が可能となる「Master touch」

もう一つの大きな特徴が圧力を感知してアクションが設定できる「Master touch」です。例えばシューティングゲームをプレイする際、左手の親指で移動を行いながら、そのまま親指を押し込むとジャンプの操作を入れる事ができます。
つまり、一つの指で移動とジャンプの両方を設定する事ができます。右手も同様に設定可能で、右手でカメラ移動しながら、押し込みを射撃にしておけば、エイムを行いながら射撃の操作が可能です。実際に操作してみると、画面を押し込んだ際にカチッというボタンを押したような感触があります。

高精細の描画とポジションを意識したサウンド

CPUの他に、描画専用のチップセットが独立して搭載されており、AMOLEDパネルを採用しているため、なめらかで高精細な描画が可能です。また、モアレも少ないため、目に優しく長時間のプレイでも疲れにくい設計です。さらにAI機能によって、端末が使用されている環境下で一番きれいな映像が表示されるよう、自動的に調整されます。


スピーカーは、端末を横にした際の前面左右の両端に配置。わずかに斜めにカットされた位置に搭載されており、掌で側面を持っても音が遮られないように設計されています。左右のスピーカーを使ったステレオサウンドで、臨場感のある音が楽しめるようになっています。また、マイクも前面に配置されているため、ボイスチャットが遮られるような事もありません。

ストリーミング、テレビとの接続も簡単に

専用のHDMIケーブルを使用すると、PCとも簡単に接続が可能となっており、「Live Stream Mode」によってストリーミング配信が簡単にできるようになっています。また、テレビに繋げば大画面での操作ができるようになる「Host Mode」も搭載されています。


「PUBG mobile」の公式パートナーによる実機プレイ
左:れいしーさん 右:ぽんすけさん
続いては、「PUBG mobile」の公式パートナーであるれいしーさんとぽんすけさんが登壇し、実機による「PUBG mobile」のオンラインプレイが行われました。

イベントのためにキャラクターの髪型を増田さんに似せたというぽんすけさん
プレイ中もお互いに漫才のようなやりとりをしたり、実況のシンイチロォさんとも掛け合いをしながら和気あいあいとした雰囲気でプレイしましたが、みるみるうちに敵を倒していき、危なげなく2人とも生存して優勝。終わってみれば、どちらも10キル以上の高いスコアとなりました。使った感触について、れいしーさんは、「Master touch」を使う事でかなりプレイがしやすくなっている点を挙げ、ぽんすけさんは端末の温度が安定していて、熱くならないので長時間使いやすい事を挙げました。

観客の中から抽選で選ばれたプレイヤーとの4人協力プレイも2回行われたが、ダウンする事はあったものの、どちらも4人とも生存した状態での優勝。参加した観客らも「Black Shark2」のファーストインプレッションは満足だったようで、動きの滑らかさや、「Master touch」の新鮮さについて言及していました。


イベント会場限定で「Black Shark2」が貰える抽選会も

イベント会場では、来場客限定で「Black Shark2」が貰える抽選会も開催され、れいしーさんと、ぽんすけさんのサイン入りが1台ずつ出品されました。

なんと協力プレイにも参加したプレイヤーが見事当選。その後、「Black Shark2」デザインのUSBメモリーが貰えるじゃんけん大会が行われ、どちらも会場を盛り上げ、イベントは終了しました。

実際に端末をさわってみましたが、ハイエンドの設定にしてもフレームレートが安定しており、滑らかな動きが実感できました。なんといって、「Master touch」によるカスタマイズが非常に便利で、操作性もかなり高いと思われます。ただ、これに慣れてしまうと他の端末でプレイする際には、反応速度など違和感が出てしまうかもしれませんね。モバイルゲームのヘビーユーザーにはオススメです。