無料大型タイトルアップデートが終わり、次回作『モンスターハンターライズ』も発表されたことで、約3年続いた『モンスターハンター:ワールド(以下、モンハンワールド)』の更新も一区切りを感じさせます。

これまで多数の追加モンスターやイベントクエストが無料実装されてきた本作では、その裏で様々な有料DLCも販売していました。
この中から今回は、我々ハンターと共に新大陸を駆け抜けてきた相棒「受付嬢」の有料衣装に注目。「受付嬢フォトコレクション」と題して、それぞれの有料衣装をじっくり観察してみようと思います。

前編となる本記事では、『モンハンワールド』の時点で登場した有料衣装8種類+デフォルト衣装をピックアップ。貴重な水着姿からコラボ衣装、『アイスボーン』に登場してもおかしくないモフモフ衣装まで、受付嬢の様々な一面をご覧ください。

最も見慣れた原点:デフォルト衣装

これは言わば受付嬢の原点。全てのハンターが最初に目にする、受付嬢のデフォルト衣装です。


DLCを買わない限りは基本的にこの衣装なので、見慣れたハンターも多いことでしょう。筆者もこの衣装でストーリーを進めてきたので、「受付嬢といえばこれ!」のイメージが強いです。

デフォルト衣装なだけあって、新大陸でも活動できる動きやすそうな作りになっています。そのぶん野暮ったさもありますが、逆にそれが良い。

受付嬢が眼鏡っ娘に!:旅団の看板娘

モンスターハンター4』に登場したギルドガール「旅団の看板娘」の衣装です。これを着れば、受付嬢が眼鏡っ娘にチェンジ!

眼鏡には装着者を知的に見せる効果があり、それは受付嬢にも適用されます。
ただの食いしん坊にしか見えなかった彼女が、ちょっと知的に見えてきました。

本を持つ姿も様になっており、その雰囲気は真面目な文学少女です。こちらにクエストを見せる際も、美人な司書から本を紹介されている気分になりました。

また、この衣装は眼鏡だけで終わりません。オリジナルでも注目を集めた“魅惑の太もも”がバッチリ再現。

様々なシーンで映り込む太ももにドキドキしてしまいます。


これで料理の腕前もアップ!?:新大陸の三ツ星シェフコート

編纂者から料理人にクラスチェンジ。食欲旺盛な受付嬢にピッタリのシェフコートです。ストーリー演出を除けば、受付嬢の定位置は食堂かキャンプ。おまけに料理やかまど焼きも担当しているので、シェフコートの方が何かと役立つ気がします。

キャンプで作ってもらえる料理も、この衣装だと一味違いそう! 受付嬢の顔からも、いつも以上の自信を感じます。

シェフコートだからか、後ろポッケには採取した食材がぎっしり。
後で料理に使うのでしょう。

シェフコートを着たことで、いつも食べてばかりなのは味の研究ではないか? そう思えてきました。

また、以外にも下はスカート(スパッツあり)。「旅団の看板娘」と同じくドキドキしてしまいます。

お前ならモンスターも足蹴り1発だ!:春麗コスチューム

格闘ゲーム『ストリートファイター』に登場する女性格闘家「春麗」の衣装です。俗に言うコラボ衣装であり、出で立ちはオリジナルを完全再現しています。


ただし、あくまでコスチュームなので、筋肉や骨格は受付嬢のままです。オリジナルのようなムキムキの脚は拝めません。

出で立ちが春麗なだけで、普段の受付嬢より頼もしく思えてきます。今の彼女ならば、オドガロンやイビルジョーに襲われても何とかできそう。

トゲトゲバングルも忘れずに装備。編纂者の仕事をする際はぜったいに邪魔です。
そのトゲトゲ、本に刺さってない?

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見ているだけで癒される!:蜜虫テイルスカート

受付嬢版パピヨン衣装とも言える、ハンターたちの頼れる回復手段「蜜虫」をイメージしたキュートな衣装です。

ノースリーブの開放的な見た目で、ワンポイントにはモフモフがデザイン。背中には小さな羽もあります。よくお世話になっている蜜虫を思わせるからか、見ているだけで癒されてきました。

頭には触角を思わせるアクセサリーも。複眼のようなゴーグルは、ちゃんと装備できます。

春麗コスチュームからは、「編纂者用の本」も衣装に合わせたデザインが施されるようになりました。この衣装では、蜜を集める習性ゆえか蜂の巣デザインに。

蜜虫をイメージしているだけあり、大自然をバックにした絵が映えます。一緒に花畑で戯れたい。

新大陸でもバカンス!:太陽のパレオ

喜びましょう、受付嬢のセクシーな水着姿です。その雰囲気は、南国を満喫しに来た観光客そのもの。ハワイのビーチにいても違和感はありません。

また、本人も言っている通りの貴重なへそ出しルックです。いつも元気ハツラツな受付嬢が恥ずかしがる、そんなギャップも素晴らしい。

ハンターに「こっちこっち!」と手を振りながら呼びかける受付嬢、完全に海デートを楽しむカップルです。私も相棒ポジションになりたい。

サングラスをかければ、バカンス感はさらにアップ。真横にビーチチェアでもあれば、海でキャンプを楽しんでいるように見えてきました。

なお、『アイスボーン』の実装により、寒冷地でも水着姿で過ごせるようになりました。間違いなく凍え死ぬので、早急に温泉へ連れて行く必要があります。

あの受付嬢が大人っぽく変身!:悪戯チャームドレス

ハロウィンの時期には、ゴシックなチャームドレス姿に仮装しました。サイドアップに整えた髪型、バッチリ決めたメイク、腰をスラッと見せるコルセット、この受付嬢は「大人の雰囲気」を意識させます。

中身は変わらないはずなのに、表情も儚げ。動作の1つ1つも上品に見えてきます。なんと言うか魔女みたい。

ハロウィンに登場したからか、導蟲の虫カゴやアクセサリーにパンプキンを取り入れています。ちょっとした子供っぽさも素敵。

ちなみに、花の髪飾りは着脱可能。望遠鏡のように覗き込んでいますが、果たして何が見えているのか? いや、実は何も見えていないのか?

女の子×もこもこは最強!:ふわもこ雪んコート

『アイスボーン』を進めるならこっちもあり! そう思わせてくれる、可愛らしいコート姿です。衣装名にもある通り、ふわふわもこもこな見た目が特徴的。

この受付嬢を見ていると、女の子×ふわもこ衣装は偉大であると実感させられます。今の彼女ならば、ぜんぶ雪のせいだ系ポスターのモデルもいける。

首巻きによって口元が隠れるこの仕草、好きな人も多いはず。

後ろ姿もこの通りもこもこ。どちらかと言えば、新大陸よりもポッケ村風の衣装に思えます。

この衣装を着せて、また初めから『アイスボーン』をやり直したくなってきました。

受付嬢の面影は完全に消えた……:なりきりアイルー

そこに受付嬢はいません、いるのは人間サイズのアイルーです。というわけで、『モンハンワールド』の最後にして最大のネタ衣装である「着ぐるみ」です。

着ぐるみのデザインは、我らの頼れる仲間アイルー。受付嬢とアイルーは仲良しなので、お揃いのツーショットも見られます。うん、受付嬢の頭が大きすぎる。

オドガロンに襲われた際も、受付嬢がただの獲物にしか見えなくなってきました。オドガロンが狩ろうとするのも仕方ない。

その格好でおばさまを助けに行く? ふざけているのか!

ハンターもふざけてた。

着ぐるみなので、背中にはしっかり縫い目があります。おまけにフリフリ動く尻尾付き。

その見た目で食事は無理でしょ……え、できるの?(肉から果実までしっかり食べていました)

真っ正面からこちらを見つめる受付嬢。その目を見つめ返していると、なんだか世界の真理にたどり着ける気がしてきました。

「受付嬢フォトコレクション」の前編は以上となります。『アイスボーン』で登場した有料衣装7種類をピックアップする後編も後日公開予定なので、そちらにもご期待ください。

※11月4日18:00 UPDATE:本文中の誤字を修正しました。