筆者はゲームライターという職業柄、たまにコントローラーの撮影もします。すると気づくのが「ゲームのコントローラーって意外ときたねえな……」ということ。


置いておけばほこりをかぶるのは当然ですし、基本的にプレイ中はずっと握っているものなので手垢もどんどん溜まっていくわけです。ならば掃除しましょう、コントローラーを!

◆よく見るときたねえ!
今回綺麗にするのはニンテンドースイッチのProコントローラー、PS4のデュアルショック4、Xbox Oneコントローラーとなります。光が当たる場所で見てみると、黒いのでホコリが目立ちますね。ひとまずホコリが出にくい布で乾拭きしましょう。

気をつけたいのがボタンとボタンの間。Xbox Oneコントローラーの場合、ここが微妙に膨らんでいるのでホコリが残りやすいのです。


PS4コントローラーの場合、細かい隙間が多いので拭き忘れに注意。十字キーのサイド部分も見逃しやすいです。

アナログスティックも横から見るとかなりカスが出ていることが多いので、しっかりぬぐいましょう。

Proコンの場合、ZRの隙間に手垢が溜まりやすくなっています。トリガーは指に直接触れない部分が特に汚れやすいので注意。

Xbox Oneコントローラーは、グリップ部分の溝に手垢がたまります。
この場合、ウエットティッシュをかぶせてから竹串などで掘り進めるとGOOD。

PS4コントローラーはさらに溝が狭いので、手垢とホコリが渾然一体となってものすごいことになっています。まるでおがくず。

ProコンとXbox Oneコントローラーは、アナログスティックの溝に手垢が溜まりやすいです。こちらも竹串などで掘りましょう。

念のためJoy-Conも掃除したのですが、こちらはアナログスティックを拭き取れば十分なくらいでした。
意外と汚れづらいのかも。

◆分解してさらに綺麗に!
※コントローラーは分解すると修理などのサポートを受けられなくなる可能性があります。くれぐれも自己責任で行ってください。

以上で表面的には綺麗になるので十分なのですが、もし可能であれば中身の汚れもとれるといいかも。というのも、コントローラーは中に手垢が入り込んでしまったりするんですよね。今回はProコンを例にしていきましょう。


まずはグリップ部分のネジを外します。Proコンの場合、サイズ0番のプラスドライバーを使いましょう。

グリップを外すと、もう手垢がぎっしり! なぜこんなところに入り込んでいるのでしょうか、と思うくらいになっています。

続いては、グリップの中にあるネジを4本(左右で2本ずつ)を取り外します。するとバッテリーを保護する透明のカバーが外れます。

これさえ外せば端に詰まった手垢などをほじくれるのです。
なお、作業中は念のためバッテリーを外しておきましょう。

ここまでやれば基本的には綺麗になると思いますが、気になる方はさらにネジを外してエアダスターなどで基盤も綺麗にしておきましょう。

◆たまにはコントローラーも労ろう
当然ながらいつも触っているコントローラーは汚れがち。何か食べつつやる人は特に気にしたほうがいいですし、手垢が多い若い人、手汗をかきやすい人も掃除をしておくとより気持ちよくゲームが楽しめるかもしれません。

分解はちょっとハードルが高いかもしれないですが、表面を拭きとるだけでもかなり綺麗になります。ぜひみなさんも竹串で手垢をほじくりまくってください。
意外とキモチイイですよ。