というわけで今回は、「泣きゲー」というカテゴリを生み出した「だーまえ」こと「麻枝准さんが手掛けた一番好きな作品は?」と題してアンケートを実施。寄せられたコメントと共に、3つの人気作品を振り返ります。
『AIR』
2000年、PC向けに発売された『AIR』は様々なコンソールハードやモバイルに展開されてきました。また、テレビアニメや劇場版、コミックなどへ多様なメディアミックスも好評を博しました。
念じることで物を動かす能力を持った主人公が出会う“翼”の物語は「泣きゲー」として高い評価を得ただけでなく、オープニングテーマ「鳥の詩」もはやカルト的な人気を持ちます。現在身近なハードでは、ニンテンドースイッチ版が発売中です。
読者コメント
・初めてアニメやゲームで嗚咽が漏れるほど号泣した
・めちゃくちゃいいタイミングでめちゃくちゃいい音楽が流れるから
『リトルバスターズ!』
2007年に発売された本作は、これまでと趣が異なり「友情」にスポットが当てられています。男性キャラクターも多く登場、フォーカスされ、ただの美少女アドベンチャーゲームに留まらない装いとなっています。また、随所に展開されるミニゲームも本作の魅力のひとつ。アドベンチャーゲームをベースとしながら、野球ゲームやシューティングといったミニゲームを楽しめます。
現在身近なハードでは、Steam/ニンテンドースイッチでプレイ可能です。
読者コメント
・リフレインの恭介のかっこよさ
・ギャルゲーなのにヒロインと同じくらい野郎どもが好き過ぎます! リトルバスターズ最高っ!
・学生の時に夢中になって全ルートをプレイして涙が枯れるまで大号泣した作品。
・初めてやった美少女ゲームでとても思い出深い作品です、かなりやった今でも圧倒的に別格の作品です!、泣きも笑いもすべてが詰まってる神作品。
・友情物が好きだから
『CLANNAD』
やはりKey作品といえば『CLANNAD』、という方も多いのではないでしょうか。アフターストーリーも含め、壮大な物語と、綿密に練られたシナリオは、2004年の発売から歳月を経た今なお、色褪せることはありません。怠惰な学生生活を送る不良学生、岡崎朋也の視点で、ヒロイン・古河 渚との出逢いをきっかけに、友情や家族との絆から生じる人生の感情を追体験します。プレイすればきっと、「CLANNADは人生」の意味が理解できるでしょう。
身近なハードではニンテンドースイッチ版が発売中。Steam版には日本語字幕が含まれていないので要注意。
読者コメント
・人生だから
・始めて号泣したアニメだった
・CLANNADは人生
・CLANNADの劇中BGMとして、『町、時の流れ、人』という曲があります。 渚と初めて会った、あの坂の下での「なにもかも...変わらずにはいられないです。」という台詞があります。 無情にも変化し、移ろいゆくもの。
2007年『リトルバスターズ!』以来、15年ぶりとなる麻枝准さんが脚本を手掛ける新作『ヘブンバーンズレッド』は、iOS/Android向けに配信中です。