東京ゲームショウ2023の『龍が如く8』試遊コーナー。これはまさに「サプライズ」でした。


当初は『龍が如く7外伝 名を消した男』の試遊のみを予定していた筆者。ところが編集部から「8の試遊コーナーも設けられるらしい」と聞き、急遽『8』もプレイすることになりました。

桐生一馬と春日一番が、今度は何とハワイに渡航します!

◆爽やかなハワイで、思いっきり戦おう!
日本人はハワイが大好きです。

その交流は19世紀、ハワイ王国が存在した頃からあります。日本からハワイへ移住した人も多く、たとえば前ハワイ州知事デービッド・イゲ氏は「伊芸豊」という日本名を持つ日系人です。そして、この青い海を持つ島嶼部には大勢の日本人観光客が押し寄せます。

そんなわけで、桐生と春日はハワイにやって来ました!

今回の試遊では、何でも現地の悪徳警官にハメられたとかで、その警官の手先と早速バトる羽目に。ハワイって、こんなに治安悪かったの? そんな疑問を抱きつつも、爽やかな気候の下でトゲ付きバットをフルスイング! なお、システムはコマンドRPGです。

これと同じことを日本の繁華街でやると陰惨な感じがしてしまいますが、ここはハワイ。スポーツでもやってるんじゃないかというほどフレッシュな喧嘩バトルです。いや、もちろん喧嘩はよくないんだけどさ。

◆陰惨な雰囲気ゼロ!
この作品は、もしかしたら「バカゲー」と見なされてしまうのでは……と筆者は考えています。


というのも、それぞれのキャラの「極技」が個性的というか大胆というか……。たとえば、現地の日系人エリック・トミザワの極技は相手をタクシーに乗せて派手にドリフトし、最後は高所からタクシーを落下させる(その直前にトミザワは運転席から脱出する)「タクシー送迎の極み」。これは字面だけでは表現し切れないほど無茶苦茶な技なのですが、まぁ、何というか……「明るく楽しく激しい喧嘩」なんですよ要するに!

とにかく、陰惨な雰囲気がまったくない! リゾート地ならではの陽気なムードの中、より進化したバトルシステムで『龍が如く』を楽しめます。街を歩いていても、水着姿のお姉さんやランニング中のお兄さん、ガラの悪いチンピラ集団などが通りを行き交います。なお、ガラの悪い連中は十中八九敵キャラで、彼らの視界に入ると戦闘に。このあたりはちゃんとRPGっぽいエンカウントシステムを導入しているようですな。

◆発売日は、2024年1月26日!
そんな『龍が如く8』の発売日は、来年1月26日。日本では冬の真っ只中ですが、だからこそ常夏のハワイの雰囲気を全身で味わうことができるはずです。

また、今作の桐生は癌に侵されていることが大きな話題になっています。果たして、桐生はどうなってしまうのか……。そのあたりからも目が離せません!
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