いよいよ12月に突入し、2023年が終わりに近づいています。今年も様々な作品がリリースされ、多くのプレイヤーを喜ばせました。


ですが一方で、発売や続報を待ちつつも、そうした朗報が届かないままこの1年が過ぎようとしている作品もあります。期待しているからこそ、大きな動きがなくてもどかしい。そんな想いを抱えている人は、決して少なくないはずです。

そこで本記事では、長く続報が出ていない、しかしひとたび動き出せば多くのゲームファンが注目するであろうタイトルを4本厳選し、「来年こそ発売して!」「せめて続報だけでも!!」との想いを込めて、掘り出してみました。

多くの方が待っているあのゲームを、忘れずに今一度思い出しましょう!

■『キングダム ハーツ4』
多数のディズニーキャラクターが登場し、主人公の「ソラ」と共に数多くの冒険に挑んできた『キングダム ハーツ』シリーズ。 2019年1月に発売された『キングダム ハーツ3』では、大きな節目となるダークシーカー編が完結し、壮大な物語がひとつの結末を迎えました。

ですが、『キングダム ハーツ』シリーズはまだ終わりません。2021年には『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』が発売され、そして2022年4月に『キングダム ハーツ4』を発表し、ファンに驚きと喜びをもたらします。

『キングダム ハーツ4』では、新たにロストマスター篇が始まり、ソラと仲間の冒険が再び幕を開けます。まだ詳細は明かされていませんが、タイトルを発表したトレーラー内で、東京風の街並みや敵と戦うシーンなどを描写。早速プレイ意欲をかき立ててくれます。

前作『キングダム ハーツ3』だけ見ても、2019年2月5日の段階で累計出荷本数が500万本(ダウンロード版含む)を突破しており、世界中から注目を集めていることが窺えます。
そのナンバリング続編となれば、関心が寄せられるのも当然でしょう。

しばらく音沙汰がないだけに、まずは続報で詳細を、そして遠からぬうちに発売日の発表を期待したいところです。

■『プラグマタ』
カプコンが『プラグマタ(Pragmata)』を発表したのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの映像配信イベント「THE FUTURE OF GAMING SHOW」の中でした。このイベントは2020年に行われており、これまで3年以上の月日が流れています。

ですが本作の場合、この3年間にいくつかの動きがありました。例えば2021年11月には、公式Xにて新たなアートワークをお披露目。また新映像も公開しましたが、こちらは当初の予定だった2022年発売から2023年に延期するという告知映像でした。

また今年の6月には、本作初となるゲームプレイ映像を含めた「Trailer June 2023」を公開し、待ち望むプレイヤーの期待感を高めてくれます。……ですがこの映像では、同時に再延期も告知しており、発売時期が未定となりました。

重厚な世界観とシナリオで、ディストピアと化した近未来の月面世界をアクションアドベンチャーで描く『プラグマタ』。次こそは、純粋に嬉しいだけの情報を耳にしたいものです。

<cms-pagelink data-page="2" data-class="center">期待集まるスクエニ作品がもう1本! 小島監督作品も待ち遠しい</cms-pagelink>

■『DEATH STRANDING 2』(仮題)
『メタルギア』シリーズをはじめ、数多くの代表作を持つ小島秀夫氏が率いるコジマプロダクションは、断絶された世界で人々のつながりを描く『DEATH STRANDING』で鮮烈なデビューを飾りました。


荒廃しながらも美しさを感じさせる世界描写や、濃密なストーリー展開、建築物を共有するユニークなオンライン要素など、独自性の高い特徴でプレイヤーを魅了。唯一無二のゲーム体験を提供し、話題となりました。

そんな話題作のナンバリング続編『DEATH STRANDING 2』が、2022年12月に発表されました。本作でも引き続き、小島氏が企画、脚本、監督、ゲームデザインを手がけており、今回もファン必見の作品になることでしょう。

今回取り上げた他の作品と比べると、『DEATH STRANDING 2』は発表からまだ1年ほどと短めなので、「続報を!」と願うのは少々早計かもしれません。ですが、世界的に知られているゲームクリエイターの続編となれば、気持ちが逸るのも当然の話。今後の動きに注目&期待です。

■『ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎』
国内においてRPGの認知拡大に大きく貢献したゲームといえば、『ドラゴンクエスト』シリーズを外すわけにはいきません。1986年に登場した1作目から数え、37年以上もの歴史を積み上げ、ナンバリングはもちろん関連作も多数リリースし、今もゲーム業界の最前線で活躍しています。

そんな本シリーズのナンバリング作品は、現在11作目の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』まで登場しています。こちらの作品は、後にリリースされたドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』と合わせ、2020年9月の段階で累計出荷本数が600万本(ダウンロード版含む)を超えており、続編を望む声も絶えることなく続いていました。

そして2021年5月、シリーズの35周年を記念する特番で、『ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎』を電撃発表。
正式タイトルとロゴを公開し、「人はなぜ、生きるのか」という意味深なメッセージも投げかけ、待望の続編を予告しました。

この発表に多くのファンが喜び、本作のティザートレーラーは316万回(記事執筆時点)もの再生回数を記録。この数字だけでも、待ち望む人の多さが窺えます。

発表に合わせ、シリーズ生みの親である堀井雄二氏が「コマンドバトルを一新」「アクションが苦手な人も大丈夫」と綴りましたが、現時点でもまだ詳しい内容は分かっておらず、待ち遠しさが募るばかり。他の作品も無論ですが、2024年にはぜひ『ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎』の続報をお願いします!
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