MMORPG『FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジー14)』のパッチ6.55にて、ネットミーム「ローポリぶどう」をモチーフにした調度品が実装され注目を集めています。

◆「ローポリぶどう」がお洒落な調度品になる
この調度品は、庭具カテゴリーの新アイテム「ラヴィリンソス・グレープランプポスト」。
ユーザーからのアイディア/デザインを募集し、入賞作品をゲーム内で調度品化する企画「調度品デザインコンテスト2022」から誕生した作品です。

作品の投稿者は「ましゅしゅ」さん。ゲーム内テキストでは「メリオール実験農場でかつて栽培されていた、独特な形状のブドウを象ったステンドグラス街灯」と紹介されています。

◆根強い人気のネットミーム「ローポリぶどう」とは?
ローポリぶどうは、かつて「暁月のフィナーレ」のエリア・ラヴィリンソスで栽培されていたブドウのこと。エリア内のメモリ軽量化のため、クリスタル状の物体(12ポリゴンほど)にテクスチャーを貼り付けた、簡易的な形で作られていました。これがあまりにもローポリだったため、ユーザーの間で話題を集めてネットミーム化しました。


この騒ぎを受けてか、ローポリぶどうは実装2週間後のパッチ6.01にて、「ラヴィリンソスにおいて、エリア内のメモリ軽量化のためにポリゴンを削減され過ぎていたブドウにポリゴンが追加されます」という説明と共に修正。現在は都市・クリスタリウムで見られるブドウと同品質までポリゴンが増やされています。

修正されたものの、ネットミームとしての人気は今も健在。さらに公式からも、ローポリぶどうのLINEスタンプが発売されたり、「ファンフェスティバル」などのリアルイベントで来場者特典としてグッズ化したりと、開発スタッフたちのお気に入りとなっています。

今回のローポリぶどう街灯に、SNS上でも「ローポリぶどうランプ可愛い!」「ローポリぶどうがお洒落になってて笑っちゃった」などの反応が寄せられています。気になる方は、ぜひハウジングに活かしてみてはいかがでしょうか。


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