さてついに結成しました、念願のバニーガール部隊!

コスチュームにバニー衣装が2種あること、そしてドールと呼ばれる探査用可変ロボットにウサ耳タイプが存在することから、いつかやろうと思っていました。

※以下、実際のバニー姿やドールなどの写真を多数掲載していますので、ネタバレ注意。


本作『ゼノブレイドクロス Definitive Edition』(以下『ゼノクロDE』)は、3月20日に発売されたモノリスソフトの名作ゲームの最新エディションです。地球を脱出した人類が新天地「惑星ミラ」を開拓するというオープンワールドRPGで、可変ロボットを駆って未開の大地を疾走する楽しみなどが味わえます。

注目ポイントはもちろん開拓要素と、ストーリーの途中で入手可能となる可変ロボット「ドール」の存在。しかも衣装を自由に変えられるということで、本稿ではそのファッションに注目しました。

◆これがバニー部隊「B-CLUB」だ!
今回、独自に編成したバニー部隊「B-CLUB」のメンバーは、まずプレイヤーのアバターキャラ、そしてブレイド隊員のマードレス、同じくイリーナ、新人ブレイドのミーアの計4名。マードレスはお金のためなら誰でも裏切るという「任務を共にしたくないブレイドNo.1」の冷徹お嬢さま。ミーアは単身冒険に出かけては窮地に陥る「厄介な後輩」という、ブレイドの問題児を集めた集団です。

編成できる女性キャラクターはまだまだ多くいますが、ひとまず「ちょっぴりイジワルしたくなるメンツ」をポイントに選びました。

なおイリーナは軍人気質の頼りになる隊員ですが、マードレスと腐れ縁があること、白兵戦用の装備「ラムジェットII」を扱えるメンバーが欲しかったことから巻き込むことに。「ラムジェットII」はTP(MPのようなもの)を貯めるのに便利な銃器ということで優先的に持たせることにしました。

搭乗するのはウサ耳が特徴的なライトタイプのドール「Wels」シリーズ。プレイヤーの乗騎のみレベル60の「Wels.CAIN」で、他メンバーはそれよりもワンランク下のレベル50機体「ADO350 Wels.ST」です。


衣装は、頭、体、右腕、左腕、下半身で自由に組み合わせできるのですが、ここはすべて純正パーツで固めてバニー衣装の王道スタイルに。反対にドールは全身黒でリペイントしつつ、アバター名の「Cyan(シアン)」にちなんで青ベースの差し色で彩ってみました。黒と白ならよりバニー衣装っぽく見えるでしょうが、やはりここはチームとしてのこだわりを強く推したいところ。なかなか良い配色に落ち着いたと思います。

ちなみにバニー部隊結成の背景もすでに妄想済み。以下のようなあらすじを頭の片隅に置きつつ、このチーム編成で惑星ミラの開拓に励んでいます。

「惑星ミラで出逢った現地民や異星人がNLAに入植してしばらくのこと。お互いの文化交流を目的とした大型イベントが開催されることになった。

このイベントに際し、サクラバ重工は新型ドール『Wels.CAIN』のお披露目ステージを企画。話題のブレイドを多く抱えるエルマチームにその宣伝を打診した。しかもステージ用の衣装は地球の伝統的コスチューム「バニーガール」!

誰もが嫌がる中、美貌に自信があり、なおかつ宣伝費に釣られたというマードレス、マードレスの監視役を任されたイリーナ、好奇心旺盛なミーアがバニー部隊としてイベントステージに上がることになるのだが!?」
もちろんただの宣伝活動で終わるはずがなく、イベントステージ中に巨大原生生物とバトルをするはめとなります。しかも開発中の「Wels.CAIN」は、外見は最新鋭機でも中身(OSや一部機能)は「ADO350 Wels.ST」というハリボテ状態。
そのことをただ一人知らないプレイヤーキャラではありましたが、類稀なる操縦技術を発揮し、観客にハリボテだとバレないまま巨大原生生物を倒してマードレス・イリーナ・ミーアに驚かれる、といった感じです。

皆さんならどのようなストーリーを思い描きますか?

◆バニー部隊結成の道のり
本作でバニー衣装等の装備をそろえる場合は、おもに以下の3つの方法があります。

・ショップで購入する

・エネミーからドロップする

・素材アイテムを消費して開発する(店売りなし)

バニー衣装と最高レベルのドールは上記「開発する」でしか手に入らないレア装備です。当然、クリア後に挑むような強敵からしか得られない素材だったり、オンラインプレイでのみ登場するエネミーからしか獲得できない素材もあったりして一筋縄ではいかないものばかりです。とくに「Wels.CAIN」はWii版ではクリア特典で開発可能となる機体であるため、バニー部隊の結成はその段階までストーリーを進めてから一気に完了させることにしました。

素材は、そこまで機体や装備を厳選していないこともあり、オンラインプレイで獲得できる「マテリアルチケット」を消費して集めることに。チケットなら簡単ですからね。そのための効率化として、まずは「Wii時代に猛威をふるった“つよつよ武器”」こと「MDW-XXS 260 GG Diskbom(ディスクボム)」をドロップすることにしました。

型番260のディスクボムは通常の手持ち銃ながら、強化することで大きな破壊力を発揮します。なみのアーツ(技)など必要ありません。リキャスト時間が若干長いものの、両手持ちにして交互に撃てばその弱点が補えますし、単純に攻撃力も2倍となるため絶対に2丁分確保したいと思いました。

ただしお目当てのアフィックス(スキル)がついたディスクボムはドロップ率が低く、1本獲得するまで3時間を要することに。
気づくと42本の「いらないディスクボム」が手元にあり、その道の険しさを痛感させられました。

※2本目は5分程度で出たので本当に“運”です。

さて準備ができたところでいよいよオンラインでのチケット集めに取りかかります。

オンラインでは他プレイヤーのアバターを最大3人まで雇うことができ、彼らのレベルをひとつ上げるごとにマテリアルチケットがボーナスでもらえます。

例えばレベル99のプレイヤーを3人雇ったとして、1回目のレベルアップでチケット83枚、2回目のレベルアップで186枚、3回目で496枚がもらえます。レベルは最大3つしか上げられないので、1人につき合計765枚、3人分なら一度で2295枚獲得できるというわけです。そしてレベルが3まで上がったところでチームを解散し、また3人雇ってレベルを3つ上げる。その繰り返しでマテリアルチケットを荒稼ぎしました。

ちなみに雇われプレイヤーはレベルがひとつ違うだけで獲得数に差が出ます。たとえば以下の通り。

※レベル99が最高なので、比較しやすいようレベル99を基準に、10レベルごとの獲得数を調べてみました。

★レベル79のチケット獲得数(ひとり分):1回目53枚、2回目106枚、3回目318枚

★レベル89のチケット獲得数(ひとり分):1回目67枚、2回目134枚、3回目402枚

★レベル99のチケット獲得数(ひとり分):1回目83枚、2回目186枚、3回目496枚

そうして3名のプレイヤーを雇ったところで、次はレベル上げ用のマルチミッションに挑むことになります。
マルチミッションはさまざまなタイプがありますが、筆者が特に好んだのは「怯える虫たち」「渓谷の制空権争い」「言い伝えは信じよう」あたり。どれも経験値が6600と高く、それなりに戦力が整っていれば1周20秒ほどでクリアできます。

※経験値6600のミッションなら4周のアタックで全員のレベルが3段階まで上がります。

このようにマテリアルチケットをかき集め、バニー衣装と「Wels.CAIN」、さらには最強ドールこと「アレス90」や各種超兵器なども開発したわけです。

ちなみに今回はバニー衣装に注目しましたが、本作にはまだまだ個性的なコスチュームが登場します。次のページでは気になったコスチュームの数々をピックアップします!

◆この夏おすすめ!個性的なコスチュームの数々
ミッションの膨大さもさることながら、コスチュームの多さも本作の魅力。たとえば特撮ヒーローのようなバトルコスチュームに異星人が着用している野性的な衣装、中には「変態かよ!」とツッコミを入れたくなるような胸元ノーガードのダークスーツやサラシがまぶしい祭事衣装もあり、定期的にファッションを見直したくなります。

現在、筆者はようやくすべてのストーリーを終えて引き続きミラの探索をしているわけですが、クリアまでの総プレイ時間はなんと250時間!サブクエストもひとつを除いてクリア済みではあるものの、まだすべてのコスチュームを集められたわけではありませんし、ここから装備を厳選したり、自分なりのビルドを構築したりしているうちにきっと300時間を超えることになるでしょう。

未プレイの人はぜひこのゴールデンウィークにHENTAI衣装で惑星ミラに飛び込んでみてはいかがでしょうか?

(C)Nintendo / MONOLITHSOFT
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