HoYoverseの都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』にて、Ver.2.0アップデートが本日6月6日に配信されました。
本作は、『原神』や『崩壊:スターレイル』などで知られるHoYoverseのアクションゲーム。
7月4日に配信1周年を迎える本作では、今回のメジャーアップデートを「シーズン2」と題し、ゲーム体験が次のステップへ進みます。インサイドではシーズン2開幕に向け、プロデューサーの李振宇(リ・ジェンユー)氏にメールインタビューを実施。シーズン2のコンセプトや注目ポイントを伺いました。
※本インタビューは2025年4月下旬~6月初頭にかけて実施されました。
◆シーズン2を迎える『ゼンレスゾーンゼロ』の進化
――ズバリ、シーズン2全体を通してのコンセプトのようなものがあれば教えてください。
李振宇P:ゲーム制作当初から、私たちは『ゼンレスゾーンゼロ』をあらゆる制約から解き放たれた、プレイヤーに驚きを届け続けるゲームにしたいと考えてきました。そして、多くのプレイヤーにとって気軽に楽しみつつ、没入感のあるゲーム体験を通じて、現代風シティライフへの共感と記憶を呼び起こすものであることを目指してきました。
そのため、新たに発案されたゲームプレイが、このゲームの基本ロジックと制作理念に沿っているか、プレイヤーの反応が私たちの期待に沿っているかどうかを、制作過程において非常に重視してきました。
Ver.2.0に関して具体的に述べれば、プレイヤーに全く新しい体験をもたらすため、ストーリー面では現代社会的な価値観である「人間の自由な発想と行動」に照らして、古来の「道法」が『ゼンレスゾーンゼロ』の都市ファンタジー設定によりマッチするように再解釈を行いました。
また、本作が一貫して掲げてきた「人間第一」という個人視点のストーリー理念に基づき、ヒーロー視点ではなく、より一般市民の視点から事件の見方とその展開を描いています。
コンテンツ面においては、Ver.2.0ではプレイ方法の拡張を中心に据え、既存コンテンツのゲーム体験をより深く掘り下げました。
――シーズン1からシーズン2へ移る中で、特に注目してほしいポイントをお聞かせください。
李振宇P:独特な新エリア、魅力あふれる新キャラクター、そして心を惹きつけるメインストーリーに加え、Ver.2.0では数々の挑戦的な試みも行いました。具体的には、まず戦闘ステージ体験をアップグレードするにあたり、プレイヤーが快適かつスムーズにプレイできるように、UIを含む基本配置と機能をアップグレードし、3Dマップなどの新しいナビ機能を導入しました。
次に、既存のゲームコンテンツ間の関連性をより深く掘り下げ、新たに追加された「道観経営」システムでは、舞台となる「澄輝坪」内の各店舗が相互に連携し合うようにしました。プレイヤーはこのわかりやすい構造のゲーム体験を繰り返すことで、より深く新エリー都の世界に浸り、没入感のあるシティライフを体験することができます。
――シーズン2は、登場キャラクターやマップの雰囲気から中華圏モチーフの印象を感じます。HoYoverseの他作品『原神』や『崩壊:スターレイル』では、メジャーアップデートごとに冒険の舞台が変わることで、雰囲気もガラリと変わっていますが、『ゼンレスゾーンゼロ』もそれらに倣い、シーズン2はガッツリ中華圏の雰囲気になるのでしょうか?
李振宇P:『ゼンレスゾーンゼロ』の世界観は、現実世界とは切り離された架空の仮想世界ですが、プレイヤーの皆様により没入感のある新エリー都でのシティライフを体験していただくため、「ファンタジー」とプレイヤーの「共鳴」のバランスを取る必要があります。
その「共鳴」は多くの場合、心からの実感により生まれるものです。私自身は広東省の出身であり、Ver.2.0の制作においても、自身の生まれ育った環境から多くのインスピレーションを得ました。ですが、その現実の記憶をベースとしながら、『ゼンレスゾーンゼロ』の都市ファンタジー設定に相応しい現代都市や現代文化、トレンドの要素も加えています。
つまり、私たちが皆様にお届けしたいのは、伝統的な中華要素をそのまま使用するのではなく、『ゼンレスゾーンゼロ』ならではの独自の視覚表現と斬新な体験なのです。
――衛非地区には新要素「適当観」が追加されますが、ビデオ屋経営も含めて任務報告で各エリアを毎日回るのは大変そうです。例えばメニュー画面から一括で報告できるなど、何らかの便利システムはありますか?
李振宇P:適当観の経営システムは、新エリー都の日常システムを全面的にレベルアップさせたものです。プレイヤーは、ボンプの派遣をはじめとする様々なシステムを通じて資金を調達し、メインシティの復興という目標を達成していきます。このシステムを通じて、澄輝坪の各店舗間の相互作用やホロウ探索を有機的に結びつけ、プレイヤーのメインシティに対する理解を深め、より豊かな体験を提供したいと考えています。
さらに、プレイヤーの皆様にはお馴染みのビデオ屋と喫茶店も衛非地区に出店し、プロキシは澄輝坪でも手軽にコーヒーを飲んだり、ビデオ屋を経営したりすることができます。また、新エリー都のどのエリアにいても、クイック手帳から適当観の運営状況をいつでも確認でき、エリア間を移動して任務を報告する手間を省くことができます。
◆キャラクターたちの活躍は?
――新キャラクターが多数公開されましたが、中でもリリース前から存在が明かされていた「妄想エンジェル」の注目度は高い気がします。改めてどんな陣営なのか、教えていただくことは可能でしょうか。
李振宇P:現時点でお伝えできるのは、「妄想エンジェル」という陣営が2.xバージョンで登場予定ということのみとなります。具体的な実装時期や陣営の詳細情報につきましては、続報をお待ちください。
――シーズン2は新キャラクターたちを中心として物語が進むと予想しているのですが、既存キャラクターたちの登場頻度はやはり控えめになるのでしょうか?
李振宇P:長期運営を前提としたゲームとして、『ゼンレスゾーンゼロ』の各キャラクターデザインには、チーム一同が多大な情熱を注いでまいりました。新たなストーリーの展開に伴い、私たちには新しいストーリーを語るための新たな舞台が必要です。
シーズン2のストーリーは、新たなエリアである衛非地区を舞台に展開されます。それに伴い、この地区に住む多くの新キャラクターたちを皆様に紹介していく予定です。
もちろん、シーズン1のエージェントたちも、ストーリーやゲーム内イベント、エージェントのお誘いといったゲーム要素において、引き続き新エリー都の日常に深く関わり、プロキシの皆様のシティライフに寄り添います。
――初期キャラクターたちの強化にあわせて、サポーターの向上(アストラやトリガーのように場に残って効果を発揮する)が伝えられました。初期サポーターの代表格「ニコ」「ルーシー」らも強化されるとすれば、そういった方向性になるのでしょうか?
李振宇P:サポートキャラクターの調整については、他のキャラクターと同様の基準に従い――ゲーム全体のバランスとプレイヤーからのフィードバックを考慮した上で、適切なタイミングで実施していきます。
具体的な調整方針については、調整の必要性、ゲームプレイとの適合性、プレイヤー体験の向上度など、多角的な観点から検討を重ね、現在のゲームニーズに即した適切な判断を下していきます。
◆パエトーンとイアスもパワーアップ!
――パエトーン兄妹の成長が顕著になってきた印象です。H.D.Dを介さずともホロウに入れることは発表済みですが、この成長がバトル面にも恩恵を及ぼすことはあるのでしょうか?
李振宇P:シーズン2では、兄妹は雲嶽山総本山の宗主・儀玄から術法を学び、エーテルを操る力をさらに高め、ホロウの中は瞳術:破・顕・尋が使えるようになります。これにより、「パエトーン」はより自由度が高く、探索範囲の広い3Dステージで、さらなる活躍を見せることになります。
また、サクリファイスの危機に立ち向かう中で、「パエトーン」兄妹の目のインプラントに秘められた秘密が徐々に明らかになっていきます。H.D.Dシステムのレベルアップと共に、兄妹のエーテル適性は回復し、自らの身体でホロウに入ることが可能になりましたが、目のインプラントに秘められた力はそれだけに留まらないようです。
やがて「パエトーン」兄妹はさらなる役割と能力の変化、そして成長を遂げることでしょう。
――パエトーンがイアスを介さずホロウへ入るようになったのに少し寂しさを覚えます。ボンプに入りつつ愛らしい仕草をするのも1つのアイデンティティと感じていたのですが、今後もイアスを介することはなくなるのでしょうか?
李振宇P:『ゼンレスゾーンゼロ』のストーリーが進むにつれ、「パエトーン」兄妹はイアスを通じてホロウに入る必要がなくなりましたが、イアスの本来の役割はそれだけではありません。今後のバージョンでも、イアスは様々な面白い形で皆様に付き添い、ホロウの中で活躍していきます。
Ver.2.0では、イアスの能力が強化され、ステージ探索や謎解きにより多くの楽しさと可能性が広がります。ボンプは開発チームが深い愛情を注ぐキャラクターであり、彼らのゲームプレイにおける表現と役割についても、さらなる探求と発展を重ねていきます。
今後もイアスは異なる役割や機能で登場し続け、プレイヤーの皆様により多くのコンテンツと選択肢を提供していくでしょう。
――最後にシーズン2を迎えるプレイヤーたちにメッセージをお願いします。
李振宇P:まず、この機会をお借りして、チーム一同より、この1年間ご支援いただいた全てのプレイヤーの皆様に心より感謝申し上げます。皆様の情熱、ご支持、そして真摯なご意見の数々のおかげで、新エリー都はより一層魅力的な世界へと成長することができました。
また、シーズン2の開幕にあたり、この未知と挑戦に満ちた冒険へ新たに参加されるプレイヤーの皆様を心より歓迎いたします。私たちは新規、既存プレイヤーを問わず、皆さまがシーズン2の新しい章の中で、かけがえのない体験と喜びを見出していただけることを願っております。
また、皆様のゲーム体験や感想を、いつでも私たちにお寄せいただければ幸いです。『ゼンレスゾーンゼロ』はまだ長い道のりの途上にあります。今後とも、末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
『ゼンレスゾーンゼロ』はPS5/スマホ/PC(Epic Store)/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中。大きな進化を遂げたVer.2.0のゲーム体験に注目です。
本作は、『原神』や『崩壊:スターレイル』などで知られるHoYoverseのアクションゲーム。
周囲一帯を危険地帯に変える超自然災害「ホロウ」に見舞われる世界で、プレイヤーはホロウからの離脱をガイドする専門家「プロキシ」となり、個性豊かなエージェントたちと共にホロウを巡る様々な依頼をこなしていきます。
7月4日に配信1周年を迎える本作では、今回のメジャーアップデートを「シーズン2」と題し、ゲーム体験が次のステップへ進みます。インサイドではシーズン2開幕に向け、プロデューサーの李振宇(リ・ジェンユー)氏にメールインタビューを実施。シーズン2のコンセプトや注目ポイントを伺いました。
※本インタビューは2025年4月下旬~6月初頭にかけて実施されました。
◆シーズン2を迎える『ゼンレスゾーンゼロ』の進化
――ズバリ、シーズン2全体を通してのコンセプトのようなものがあれば教えてください。
李振宇P:ゲーム制作当初から、私たちは『ゼンレスゾーンゼロ』をあらゆる制約から解き放たれた、プレイヤーに驚きを届け続けるゲームにしたいと考えてきました。そして、多くのプレイヤーにとって気軽に楽しみつつ、没入感のあるゲーム体験を通じて、現代風シティライフへの共感と記憶を呼び起こすものであることを目指してきました。
そのため、新たに発案されたゲームプレイが、このゲームの基本ロジックと制作理念に沿っているか、プレイヤーの反応が私たちの期待に沿っているかどうかを、制作過程において非常に重視してきました。
Ver.2.0に関して具体的に述べれば、プレイヤーに全く新しい体験をもたらすため、ストーリー面では現代社会的な価値観である「人間の自由な発想と行動」に照らして、古来の「道法」が『ゼンレスゾーンゼロ』の都市ファンタジー設定によりマッチするように再解釈を行いました。
また、本作が一貫して掲げてきた「人間第一」という個人視点のストーリー理念に基づき、ヒーロー視点ではなく、より一般市民の視点から事件の見方とその展開を描いています。
コンテンツ面においては、Ver.2.0ではプレイ方法の拡張を中心に据え、既存コンテンツのゲーム体験をより深く掘り下げました。
Ver.2.0のラマニアンホロウでは、『ゼンレスゾーンゼロ』本来の特徴を活かしつつ、箱庭式戦闘ステージの探求とアップグレードを行い、より自由度が高く、より探索範囲が広く、より一層シームレスな3D戦闘ステージをプレイヤーの皆様にお届けします。
――シーズン1からシーズン2へ移る中で、特に注目してほしいポイントをお聞かせください。
李振宇P:独特な新エリア、魅力あふれる新キャラクター、そして心を惹きつけるメインストーリーに加え、Ver.2.0では数々の挑戦的な試みも行いました。具体的には、まず戦闘ステージ体験をアップグレードするにあたり、プレイヤーが快適かつスムーズにプレイできるように、UIを含む基本配置と機能をアップグレードし、3Dマップなどの新しいナビ機能を導入しました。
次に、既存のゲームコンテンツ間の関連性をより深く掘り下げ、新たに追加された「道観経営」システムでは、舞台となる「澄輝坪」内の各店舗が相互に連携し合うようにしました。プレイヤーはこのわかりやすい構造のゲーム体験を繰り返すことで、より深く新エリー都の世界に浸り、没入感のあるシティライフを体験することができます。
――シーズン2は、登場キャラクターやマップの雰囲気から中華圏モチーフの印象を感じます。HoYoverseの他作品『原神』や『崩壊:スターレイル』では、メジャーアップデートごとに冒険の舞台が変わることで、雰囲気もガラリと変わっていますが、『ゼンレスゾーンゼロ』もそれらに倣い、シーズン2はガッツリ中華圏の雰囲気になるのでしょうか?
李振宇P:『ゼンレスゾーンゼロ』の世界観は、現実世界とは切り離された架空の仮想世界ですが、プレイヤーの皆様により没入感のある新エリー都でのシティライフを体験していただくため、「ファンタジー」とプレイヤーの「共鳴」のバランスを取る必要があります。
その「共鳴」は多くの場合、心からの実感により生まれるものです。私自身は広東省の出身であり、Ver.2.0の制作においても、自身の生まれ育った環境から多くのインスピレーションを得ました。ですが、その現実の記憶をベースとしながら、『ゼンレスゾーンゼロ』の都市ファンタジー設定に相応しい現代都市や現代文化、トレンドの要素も加えています。
つまり、私たちが皆様にお届けしたいのは、伝統的な中華要素をそのまま使用するのではなく、『ゼンレスゾーンゼロ』ならではの独自の視覚表現と斬新な体験なのです。
――衛非地区には新要素「適当観」が追加されますが、ビデオ屋経営も含めて任務報告で各エリアを毎日回るのは大変そうです。例えばメニュー画面から一括で報告できるなど、何らかの便利システムはありますか?
李振宇P:適当観の経営システムは、新エリー都の日常システムを全面的にレベルアップさせたものです。プレイヤーは、ボンプの派遣をはじめとする様々なシステムを通じて資金を調達し、メインシティの復興という目標を達成していきます。このシステムを通じて、澄輝坪の各店舗間の相互作用やホロウ探索を有機的に結びつけ、プレイヤーのメインシティに対する理解を深め、より豊かな体験を提供したいと考えています。
さらに、プレイヤーの皆様にはお馴染みのビデオ屋と喫茶店も衛非地区に出店し、プロキシは澄輝坪でも手軽にコーヒーを飲んだり、ビデオ屋を経営したりすることができます。また、新エリー都のどのエリアにいても、クイック手帳から適当観の運営状況をいつでも確認でき、エリア間を移動して任務を報告する手間を省くことができます。
◆キャラクターたちの活躍は?
――新キャラクターが多数公開されましたが、中でもリリース前から存在が明かされていた「妄想エンジェル」の注目度は高い気がします。改めてどんな陣営なのか、教えていただくことは可能でしょうか。
李振宇P:現時点でお伝えできるのは、「妄想エンジェル」という陣営が2.xバージョンで登場予定ということのみとなります。具体的な実装時期や陣営の詳細情報につきましては、続報をお待ちください。
――シーズン2は新キャラクターたちを中心として物語が進むと予想しているのですが、既存キャラクターたちの登場頻度はやはり控えめになるのでしょうか?
李振宇P:長期運営を前提としたゲームとして、『ゼンレスゾーンゼロ』の各キャラクターデザインには、チーム一同が多大な情熱を注いでまいりました。新たなストーリーの展開に伴い、私たちには新しいストーリーを語るための新たな舞台が必要です。
シーズン2のストーリーは、新たなエリアである衛非地区を舞台に展開されます。それに伴い、この地区に住む多くの新キャラクターたちを皆様に紹介していく予定です。
もちろん、シーズン1のエージェントたちも、ストーリーやゲーム内イベント、エージェントのお誘いといったゲーム要素において、引き続き新エリー都の日常に深く関わり、プロキシの皆様のシティライフに寄り添います。
――初期キャラクターたちの強化にあわせて、サポーターの向上(アストラやトリガーのように場に残って効果を発揮する)が伝えられました。初期サポーターの代表格「ニコ」「ルーシー」らも強化されるとすれば、そういった方向性になるのでしょうか?
李振宇P:サポートキャラクターの調整については、他のキャラクターと同様の基準に従い――ゲーム全体のバランスとプレイヤーからのフィードバックを考慮した上で、適切なタイミングで実施していきます。
具体的な調整方針については、調整の必要性、ゲームプレイとの適合性、プレイヤー体験の向上度など、多角的な観点から検討を重ね、現在のゲームニーズに即した適切な判断を下していきます。
◆パエトーンとイアスもパワーアップ!
――パエトーン兄妹の成長が顕著になってきた印象です。H.D.Dを介さずともホロウに入れることは発表済みですが、この成長がバトル面にも恩恵を及ぼすことはあるのでしょうか?
李振宇P:シーズン2では、兄妹は雲嶽山総本山の宗主・儀玄から術法を学び、エーテルを操る力をさらに高め、ホロウの中は瞳術:破・顕・尋が使えるようになります。これにより、「パエトーン」はより自由度が高く、探索範囲の広い3Dステージで、さらなる活躍を見せることになります。
また、サクリファイスの危機に立ち向かう中で、「パエトーン」兄妹の目のインプラントに秘められた秘密が徐々に明らかになっていきます。H.D.Dシステムのレベルアップと共に、兄妹のエーテル適性は回復し、自らの身体でホロウに入ることが可能になりましたが、目のインプラントに秘められた力はそれだけに留まらないようです。
やがて「パエトーン」兄妹はさらなる役割と能力の変化、そして成長を遂げることでしょう。
ホロウには常に危険が潜んでいますが、「パエトーン」兄妹の今後の能力と、ホロウでの新たな活躍にどうぞご期待ください。
――パエトーンがイアスを介さずホロウへ入るようになったのに少し寂しさを覚えます。ボンプに入りつつ愛らしい仕草をするのも1つのアイデンティティと感じていたのですが、今後もイアスを介することはなくなるのでしょうか?
李振宇P:『ゼンレスゾーンゼロ』のストーリーが進むにつれ、「パエトーン」兄妹はイアスを通じてホロウに入る必要がなくなりましたが、イアスの本来の役割はそれだけではありません。今後のバージョンでも、イアスは様々な面白い形で皆様に付き添い、ホロウの中で活躍していきます。
Ver.2.0では、イアスの能力が強化され、ステージ探索や謎解きにより多くの楽しさと可能性が広がります。ボンプは開発チームが深い愛情を注ぐキャラクターであり、彼らのゲームプレイにおける表現と役割についても、さらなる探求と発展を重ねていきます。
今後もイアスは異なる役割や機能で登場し続け、プレイヤーの皆様により多くのコンテンツと選択肢を提供していくでしょう。
――最後にシーズン2を迎えるプレイヤーたちにメッセージをお願いします。
李振宇P:まず、この機会をお借りして、チーム一同より、この1年間ご支援いただいた全てのプレイヤーの皆様に心より感謝申し上げます。皆様の情熱、ご支持、そして真摯なご意見の数々のおかげで、新エリー都はより一層魅力的な世界へと成長することができました。
また、シーズン2の開幕にあたり、この未知と挑戦に満ちた冒険へ新たに参加されるプレイヤーの皆様を心より歓迎いたします。私たちは新規、既存プレイヤーを問わず、皆さまがシーズン2の新しい章の中で、かけがえのない体験と喜びを見出していただけることを願っております。
また、皆様のゲーム体験や感想を、いつでも私たちにお寄せいただければ幸いです。『ゼンレスゾーンゼロ』はまだ長い道のりの途上にあります。今後とも、末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
『ゼンレスゾーンゼロ』はPS5/スマホ/PC(Epic Store)/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料のアイテム課金制で配信中。大きな進化を遂げたVer.2.0のゲーム体験に注目です。
編集部おすすめ