『電波人間のRPG』シリーズは、電波人間という電波のまわりを漂うふしぎな生きもをAR機能を利用した「電波人間キャッチ」で探し、キャッチし、仲間に加えてパーティーを組むRPGです。
開発は、数多くの任天堂作品を手掛けた『ドラゴンクエスト』のメインプログラマーだった山名学氏率いるジニアス・ソノリティです。どのナンバリングもダウンロード専用ではあるものの、インサイドの編集いわく「『電波人間のRPG2』は60時間持っていかれたよ」とボリュームがあることが特徴の1つです。
そんな 『電波人間のRPG』シリーズの最新作の新要素を「6つの進化」にまとめましたのでご覧ください。
■進化その1:電波キャッチの新要素
電波キャッチャの際、電波人間がカラーボールを投げつけて、キャッチの邪魔(当たると視界が狭まる)をしてくるようになりました。一方でプレイヤーは、彼らが逃げられないように、宙に浮いているエネルギーボールを獲得し消費することでビームを発射。これにより電波人間を痺れさせることができるようになります。また、電波人間以外にも宝箱が浮いていることが稀にあり、これをキャッチすると「アンテナ塔」がパワーアップし、より多くのエネルギーボールが出現するようになります。
■進化その2:オートアンテナ塔
「電波人間キャッチはちょっと恥ずかしいかな…」という人におすすめなのがこの「オートアンテナ塔」です。機能としては、3DSを開いている時にあらかじめ指定した特徴の電波人間を自動的にキャッチしてくれます。
■進化その3:モンスター捕獲
新特技の「つかまえる」により、バトル中にモンスターを捕獲することができるようになりました。
■進化その4:空からの移動
今までは船と徒歩で移動していましたが、新たな移動方法に「大砲」が追加。これにより海を越えたり、山に囲まれた内陸部へ移動できるようになりました。
■進化その5:島の出現
主人公の住む島「デンパ当」周辺に、様々な機能を持った島が出現するようになりました。より多くの住民が居住できる「居住島」や広い畑の「畑島」、その他にも「オートデンパ塔」、「バザー島」、「レンタル島」などが出現します。
■進化その6:様々なデンパ島ライフ
・一人ひとりの家
電波人間1人1人が、好きなインテリアでコーディネイトできる家に住むようになります。
・レンタル島
自分のパーティーに加えていない電波人間を全国のプレイヤーら貸し出したり、逆に借りることができるようになりました。
・植物栽培島
花やフルーツのほか、新たに樹木が植えられるようになりました。また、特殊な条件で発生する植物も登場。
・魚釣り
新たに魚の体力ゲージ、糸の耐久度ゲージを追加し、緊張感のある釣りを体験できるようになりました。
・通信対戦
ランキングの集計が週単位となり、上位に入る機会が増えました。
このように様々な要素が「進化した」本作ですが、前作を遊んだ人には引き継ぎ要素も用意されています。内容は、前作『電波人間のRPG2」と前々作『電波人間』の製品版から電波人間を連れてくることです。始めは主人公のみですが、ゲームが進むと「飛び出し部屋」が出現し、それ以外のメンバーも連れて来れるようになります。
■実際に触ってみた
インサイドでは、今回の発表に併せて事前に開発中のゲームをプレイする機会を頂きました。ゲームを開始すると、そこには、シリーズ通りの『電波人間のRPG』の世界が広がっていすま。さっくそダンジョンに潜入すると、毎度ながら戦闘を盛り上げてくれるBGMと共にバトルがスタート。ごり押しで進んでいると全滅寸前になってしまったので一度島に戻り作戦を立て直すことにしました。今度はアイテムと作戦を駆使して進めていきます。するとボスの間に到着し、ダンジョン序盤の反省を活かして撃退に成功。その後は一通り本作の新要素を触ってみました。
ぱっと見はあまり変化していない『電波人間のRPG3』ですが、やれることは格段に増えていることが分かりました。
そんな『電波人間のRPG3』は、8月7日にニンテンドーe ショップにて配信予定。価格は1,000円(税込)で、7月31日に引き継ぎ要素のある体験版の配信も決定しました。
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