ニンテンドー3DSソフト『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』の発売に向け、公式サイトの更新や、ニコニコ生放送での特番など、様々な形で最新情報が綴られています。

手書きによるマッピングや歯応えのある戦闘バランスといった、一般的なRPGとは一線を画するデザインが注目と人気を集め、着実にナンバリングを重ねて『きた世界樹の迷宮』シリーズ。
その最新作となる『5』は、シリーズの魅力を継承すると共に、更に強化したキャラクターメイキングにも関心が寄せられています。

本作では、肌や髪などのカラーリングを変更できるようになり、また瞳は左右で異なる配色も可能に。パーティ編成の自由度や組み合わせによる戦略性の高さが好評を博しているシリーズだけに、キャラメイクの幅を拡げる新要素の登場に多くのファンが喜んでいます。

また、ビジュアルと並んで重要な要素のひとつが、キャラクターボイスです。様々なボイスパターンからチョイスできるのはもちろんのこと、見た目と性別が固定されていないので、男女問わずに設定可能。そのため、体躯のいいキャラクターに可愛い女性ボイスを当てはめることもできます。


この個性的なキャラメイクは、3月5日に行われた「世界樹の迷宮V~ニコ生特番~」にて実際にお披露目。幼い少女の姿をしたシャーマンを選択しつつ、「中田譲治さんのボイスはどれだろう」と模索。その結果、「やるしかねぇか・・・」(No.19)という渋い男性ボイスがチョイスされ、その見た目と声のギャップに視聴者が衝撃を受けました。

ですがその流れが、ひとつの誤解を生み出す結果となりました。中田氏のボイスを探しつつ「やるしかねぇか・・・」に辿り着いたため、このボイスNo.19が“中田譲治ボイス”との解釈が広まる形に。ですが実際は異なっており、第2回ニコ生特番で「ボイスNo.19は川原慶久さん」と訂正が入りました。
なお、中田譲治さんのボイスはNo.4とのことです。

その一方で、中田氏は自身のTwitterアカウントにて、少女シャーマンに「やるしかねぇか・・・」との台詞を付け足した画像を公開。コメントは「中田譲治!?」と驚きを含ませたものでしたが、その驚きは別の形で広まっていきました。

紆余曲折こそありましたが、「やるしかねぇか・・・」は川原氏のボイスと判明し、今回の事態そのものは収束を迎えます。ですがこの話には、もう少し後日談が続きます。

中田氏は、ボイスNo.19が自分の声ではないことを知っていましたが、“少女シャーマン+中田譲治”という流れについ乗ってしまったと説明。
そして「騙したお詫びに…」との一文を添えて、中田氏さんがアテレコした「やるしかねぇか・・・」の音声+シャーマンの画像という、驚きの映像を公開しました。

ゲーム本編で“シャーマン+中田譲治ボイス”の組み合わせは味わえますが、“やるしかねぇな・・・+中田譲ボイス”は聴けません。このボイスは、現在中田氏のTwitterのみで公開されているので、偶然によって生まれた奇跡的なこのボイスをぜひお楽しみください。

『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』は、2016年8月4日発売予定。価格は、通常版が6,480円(税抜)、限定版が9,980円(税抜)です。

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