モノクロ写真の中に、特定の色だけが鮮やかに浮かび上がる映像って印象的ですよね。
これは“パートカラー”と呼ばれる技法で、有名どころでいえば、サントリーのプレミアムモルツのCMなどがあります。
ちょっと真似をして、エビスビールとGuinnessのハーフ&ハーフをパートカラー仕立てにしてみました。
じつはこれ、iPhoneだけで簡単にできちゃうんですよ☆
今回使用したのは、「Color Manager」というアプリ。
それでは行ってみよー!

アプリの画面自体がパートカラーっぽいデザインになっていて、なんだかこれだけでオシャレな雰囲気。
左下のカメラボタンをタップして、写真を取り込みましょう。

取り込み元の写真はこちら。
近所の公園の写真です。
赤、青、黄、緑と、いろいろな色が混ざっていますね。

写真を取り込んだら、画面下部のスライダーを調整します。
各色のスライダーを一番下まで下げると、その色成分を完全に消すことができます。

すべての色成分を消すと、完全なモノクロ写真になりますね。

今回は、ブランコの赤色だけを残してみたいと思います。
しかし、背景にも赤色成分が残ってしまっています。

こうした場合でも、消しゴムツールを使って、指定した場所の色を消すことができます。

目を開けたボタンをタップすると、ほんの僅かでも色成分が残っているエリアを表示することができます。
ピンチ操作で拡大して、細かく消していくこともできますよ。

完成した写真はこちら。
元の写真に比べてだいぶ印象が変わりますね。
ものすごく簡単に、パートカラーを使ったアーティスティックな写真へと加工できます。

ちなみに、冒頭のビールの元写真はこちら。
こちらもかなり印象が変わっていますね☆
フィルターを適用するのとはひと味違った、オシャレな写真加工をしたい方にオススメです!