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育児や子育てに対するパパのちょっぴりダメな部分を、川柳で紹介していく連載『ダメパパ川柳』。

今回は読者のみなさんから募集した『私のダメパパ川柳』の応募作品の中から、ニックネーム・berryさんの作品を紹介させて頂きます。

忙しいときにママをさらにイライラさせてしまうパパのダメ行動を詠んだ一句です。

「手伝って!  何を?と言うが  見りゃわかる」【私のダメパパ川柳】
山田 周平作家/ライター。Webライター・コピーライターとして、WEBサイトの企画・ライティングや恋愛コラムの執筆などを行っている。著書に『結局、男って「あざとい女」に弱いんです。』(大和出版)

今回の「私のダメパパ川柳」は…

『手伝って! 何を?と言うが 見りゃわかる』パパの「察してくれない行動」にイライラ!
「手伝って!  何を?と言うが  見りゃわかる」【私のダメパパ川柳】
source:https://www.shutterstock.com/

子どもの面倒を見ながら、料理に洗濯に掃除にと毎日忙しく動き回っていたら、パパがいるたまにの休日にはその手を借りたくなるのは当然。

そんなときに「ちょっと手伝って!」とお願いして、「何をすればいいの?」なんて言われたら、イラッともしてしまいますね。

例えば、料理中に子どもが泣き出したら子どもをあやしてほしいし、子どもがジュースをこぼしたらぞうきんを取りに行ってほしい。

ママとしては“当たり前のこと”“すぐ分かること”と思っているでしょうが、パパにはなかなかそれが伝わらりづらかったりします。

でも、忙しくて手が離せないときや緊急時だからこそ、パパのそういった察してくれない行動には、ママも余計に腹が立ってしまいますよね。

まさに「見りゃわかるだろうが!」と、叫びだしたくなる瞬間かも。

「具体的な指示」を出すのが一番
「手伝って!  何を?と言うが  見りゃわかる」【私のダメパパ川柳】
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ただ、パパからすると、本当にわからなかったりもするのです。
決してやりたくないわけではなく、何をしたらいいのかわからないこともあるのです。

ですので、面倒かもしれませんが、具体的に何をしてほしいのか指示を出した方がいいかもしれません。

「ちょっとミルクをあげて」とか「おむつを替えてあげて」など、具体的に言われれば、パパも動いてくれるはずです。

その方がママもイライラせずに済みますし、無駄な時間のロスもないはずです。

また、最初は指示がないと動けなかったパパも、何度かそれをくり返していれば、段々と自分からできるようにもなっていくことでしょう。

パパにもできるだけ家事・育児をやらせて!

面倒だからとか、イライラしたくないからといって、パパには頼らずに全部自分でやってしまおうと考えるのは、あまり良くないかもしれません。

それでは結局、ママの負担ばかりが増えるだけですし、パパもずっと何もできないままになってしまいます。

初めから何も言わなくても全てを察知して先回りして動けるような完璧なパパなんて、そうそういるものではありません。

パパも教育していくようなつもりで指示を出してあげると、できることも増えていくようになるはずですよ。