高杉晋作(たかすぎ しんさく)は破天荒な風雲児としての生き方でも知られていますが、騎兵隊を結成して政府軍を打ち破るなど、時代を変えるほどの行動力がありましたよね。

もっと長生きしていたら、どれだけのことを成し遂げられたんでしょう。


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そんな高杉晋作ですが、短い人生の中でもとにかく多くの名言を残しています。その中には現代に生きる私たちの心にも刺さる言葉が多くあります。

高杉晋作の名言の中から、現代の私たちの心に染みる名言7選をご紹介いたします。

■人としての努力をすることもなく、ただ死に向かうのは人の道ではない。

日々の努力がどれだけ大切か、心に刺さりますね。高杉晋作の活躍の裏に確かな努力があったことがうかがえます。

■苦しいという言葉だけはどんなことがあっても言わないでおこうじゃないか。

ストレス社会に生きる私たち現代人も「苦しい」「つらい」「きつい」など後ろ向きなことを言いがちですよね。「何があっても自分自身に負けてはならない」という、高杉晋作の高尚な精神を見習いたいものですね。

■真の楽しみは苦しみの中にこそある。

本当の楽しさは苦しみを乗り越えた時にこそあるものという言葉です。スポーツでも勉強でも仕事でも苦しい時はあり、そこを乗り越えてこそ達成感や結果が得られるもの。
つらい時こそこの言葉を思い出したいものです。

■僕はたとえ牢で死んでも恨みはない。

「世間の人々は名誉や利益を追って走っている。そんな時代に利益や名誉を捨てる僕のようなものが他にいるだろうか。僕はたとえ牢で死んでも恨みはない」

多くの人の心に刺さる言葉ではないでしょうか。自分の保身(利益・名誉)を捨ててでも他人のためにどれだけ行動できているだろうかと考えてしまう一文ですね。そういう人間になりたいものです。

■まず飛びだすことだ。思案はそれからでいい。

「戦いは一日早ければ一日の利益がある。まずは飛び出すことだ。思案はそれからでいい」

とにかくまずは行動すること、やってみることが大切だという言葉です。
やったほうが良いとわかっていても、やらずに諦めてしまうことも多いですよね。この言葉を肝に命じておきたいものです。

革命の異端児、幕末の長州藩士・高杉晋作。今の世の中でも心に染みる名言7選


高杉晋作

■友人の信頼の度合いは人の死や緊急事態、困難の状況の時に分かる。

本当のピンチにこそ、親友かどうかがわかるという名言です。
高杉自身も困難な状況でこそ誰が本当の味方なのか見定めていたのかもしれませんね。

■過ちを改めれば それは過ちではないのだ

こちらも時代を超えた名言です。失敗してもやり直せばいいということですが、
できそうでなかなかできないのが難しいところ。失敗は怖いですし、それを認めて直すことも簡単ではないのが人間ですね。だからこそこの言葉には重みがあるのでしょう。

高杉晋作の名言7選をご紹介しましたが、どれもこれも時を超えて今に生きる私たちにも相通じるものです。とても魅力的な人物だったのでしょう。

この他にも多くの名言を残した高杉晋作。


短い人生の中で力の限りに生きたその思いに、一度ふれてみてはいかがでしょうか?

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