フェリシモミュージアム部からは、先日Japaaanでも紹介した「虎子石(とらこいし)」のポーチ&クッションや、「家内安全ヲ守十二支之図」立体マスコットなど、日本画をモチーフにしたアイテムが続々と登場しています。
そして今回は、日本画に描かれたユニークな表現のわんこに着目。

絵師の元作品を立体造形でよみがえらせたアイテムは、脱力したお座りポーズが微笑ましい「芦雪犬ペンポーチ」、ゆるい表現がかわいいと評される芳中作品の中でも有名な仔犬をモチーフにした「芳中犬ポーチ」、ほぼ一筆描きでおおらかに表現された禅画の犬がモチーフの「仙厓犬パスケース」の3点です。
■芦雪犬ペンポーチ


「奇想の画家」として知られる江戸時代の絵師・長沢芦雪(ながさわろせつ)の作品、「白象黒牛図屏風」に描かれた白い犬がモチーフのペンポーチです。
元祖ゆるカワ系!ユーモラスな画風も魅力の江戸時代の絵師・長沢蘆雪
両手におすわりできるサイズで、悩ましい脚も立体的に再現されています。もちもちなさわり心地はずっとさわっていたくなる心地よさです。
芳中犬ポーチ


ゆるい表現が「かわいい」と評される江戸時代の絵師・中村芳中(なかむらほうちゅう)の作品の中でも有名な「光琳画譜」の「仔犬」をモチーフにしたポーチです。
ぐうかわいぃ~!!尾形光琳のことが好きすぎた江戸時代の絵師 中村芳中のユルふわ「光琳画譜」
手のひらにちょこんとのるサイズ感で、ころりんボディーが愛きょうたっぷりなデザインです。ふかふか素材なので、ぐにゅっと変顔させれば、さらに癒やされます。背中にファスナーが付いていて、ちょっとしたコスメなどの小物を入れるのにぴったりです。
仙厓犬パスケース


改札でリールを伸ばせば、杭にひもでくくりつけられた原画の姿が再現されるパスケースです。江戸時代に活躍した禅僧・仙厓義梵(せんがいぎぼん)によってほぼ一筆描きで描かれた禅画「犬図」をモチーフにしました。
可愛いすぎて病みつきだ!江戸時代の絵師 仙厓義梵のゆるふわ日本画コレクション
原画にある「きゃふんきゃふん」の文字は、カードケース面に刺しゅうで表現しました。
どの作品も日本画ファンなら一度は見たことのある傑作ばかり。SNSなどでも話題になるほどの人気者たちです。名作から飛び出したワンコたちと、いつでも一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか?
「フェリシモミュージアム部」江戸わんこモチーフのアイテム
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