注目してもらいたいのがこの作品に描かれている人物。
歌川広重「古代踊尽し 盆のおどり」
なんじゃこの盆踊りwww 食べかけのスイカ乗ってるしwww 桶かぶってるしwww

江戸時代に実際にこのような仮装をした盆踊りがありその風景を広重が描いたのかは不明ですが、なんともユニークな作品ですよね。歌川広重はどちらかというと硬派な浮世絵を描いている印象があったのですが、この作品は実に愉快。踊っている人たち皆が心の底から楽しんでいるのがすごく伝わってきますね。
なんかもうこの人たちの底抜けの楽しみ具合を見ていると、小さなことで悩むなんて人生もったいないって思えてきちゃうわけです。ここまでやられると逆に清々しいぞ。
暑い夏を乗り切るには彼らのように阿呆になって踊り明かす!酒飲んで踊って汗かいて疲れて寝る!ヒートアイランドを生き抜くには先人の底抜けの楽しみ方を見習うのも良さそうですね。
参考: 広重古代踊尽し盆のおどり
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