「妖怪のいるところ」は妖怪や幽霊や妖精たちを”場所”という切り口で分類されたアートブックで、水木さんの妖怪絵に妖怪学の第一人者・小松和彦さんの解説がついています。165体の妖怪解説も収録。


大判の美しい21枚の絵はすべて未発表作品となり、水木ファンにとっても初見の作品が盛り沢山となっています。さらに画家の山口晃さんによる特別寄稿「ふるえる心」を収録。一般的な絵画鑑賞論に加えて、水木絵の楽しみ方が紹介されているそうです。


目次 特別寄稿 「ふるえる心」山口晃
一 妖怪のとき・暗闇の世界
二 妖怪が出没する場所
三 死後の世界への道
四 家に棲む霊
五 古道具・モノに籠もる霊
六 動物の霊
七 植物の霊
八 祟る妖怪
九 妖怪と幽霊
十 妖怪と図像 その姿かたち
十一 妖怪と音
十二 カミと妖怪
十三 都市と妖怪
十四 妖怪を発見した人たち
十五 妖怪の比較研究
十六 妖怪とは何か
あとがき 小松和彦
水木しげるさんの未発表原画を収録した「妖怪のいるところ」は3,000円(+税)で発売中です。
妖怪たちのいるところ
妖怪のいるところ
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