どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!
東京株式市場 弱含みの展開か 企業の決算発表も終盤に東京株式市場見通し(2月20日~24日)
日経平均株価予想レンジ:2万7000円~2万7800円
2023年2月17日(金)終値 2万7513円13銭
今週の東京株式市場の日経平均株価は、弱含みの展開か。
前週の東京株式市場の日経平均株価は、6週ぶりに反落した。
今週の日経平均株価は、弱含みの展開となりそうだ。
植田和男氏の日銀新総裁への起用についてはさまざまな見方が混じり合い、いろいろな憶測を呼んだが、24日の衆院での植田氏の所信聴取を見極めたいとの姿勢。
企業の決算発表もピークを越え、終盤を迎えていることで、やはり、相場の材料としては米国の金融政策の行方を受けた米国株の動向に戻っている。このため、米国の経済指標の結果には注意が必要だ。
外国為替市場 ドルが堅調か 米国の利上げ長期化観測が強まる東京外国為替市場見通し(2月20日~24日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=132円00銭~136円00銭
2023年2月17日(金)終値 1ドル=134円15銭
今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが堅調か。
前週のドル円相場は、ドルが上昇した。米国の経済指標が市場予想を上回るものが多く、米国の利上げ長期化観測の強まりを背景にドル買いが活発化し、ドルは一時1ドル=135円前半まで上昇した。
今週のドル円相場は、ドルが堅調な動きとなりそうだ。
米国のインフレ長期化観測を背景に利上げ長期化観測が強まっており、ドルが買われやすい地合いが続いている。日銀は3月の金融政策決定会合でも大規模金融緩和策を継続すると見られている。その一方で、米国は3月のFOMC(米連邦公開市場委員会)でも引き続き、0.25%の利上げを行うとの見方が強く、日米金利差を背景としたドル高基調が続く可能性が高い。
◆国内外、今週発表予定の経済指標は?
経済指標は、国内では22日に1月企業サービス価格指数、24日に1月全国消費者物価指数などの発表が予定されている。
海外では22日にFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録(1月31日~2月1日開催分)、23日にG20(20か国・地域)財務省・中央銀行総裁会議、24日に米国の1月個人所得、米国の1月個人消費支出、米国の1月新築住宅販売などの発表が予定されている。
(鷲尾香一)

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