企業向けの教育研修事業、若年層向けの就職支援事業を展開するジェイックは2025年9月11日、20代を対象に実施した「『上司の熱意』が仕事のモチベーションに与える影響」に関するアンケート調査を行い、その結果を発表した。

意欲を下げる行動...「指示が雑で、部下の育成に意欲がみられない」が73.9%

調査では、「職場の上司に仕事への熱意が感じられない場合、あなたの仕事の意欲は下がりますか?」と質問したところ、「とても下がる」が16.1%、「やや下がる」が42.4%となり、合計58.5%となった。

一方、「あまり下がらない」が33.9%、「まったく下がらない」が7.6%となり、合計41.5%となった。

仕事への意欲が「とても下がる」「やや下がる」とした回答者に、「上司のどのような行動が、あなたの仕事への意欲を下げますか?」と聞いて、選択肢の中から選んでもらったところ、最多は「指示が雑で、部下の育成に意欲がみられない」で73.9%。次いで、「チームや部下の意見に耳を傾けない」56.5%、「仕事への責任感が感じられない」55.1%、「会社や仕事に対する不満や否定的な言動が多い」42.0%、「部下や同僚と必要最低限の会話しかしない」37.7%、「新しい技術やツールを取り入れようとしない」31.9%、「最低限の仕事しかせず、新しい業務や改善策に取り組まない」30.4%となった。

調査は2025年5月13日~8月8日に行われ、同社の就職支援サービスを利用して正社員就職した20歳~29歳が対称。回答者は118人。

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