学情は2025年12月3日、2027年卒学生を対象とした「就職人気企業ランキング」の文理別トップ50を発表した。

「文系」トップ10は?

文系部門のトップ10を見ていこう。

1位は伊藤忠商事。学情は「総合商社の中でも生活消費関連など身近な分野に強いうえ就活生へのアピールにも積極的」と見る。

以下は、2位:東宝、3位:オリエンタルランド、4位:任天堂、5位:JTBグループ、6位:集英社、7位:味の素、8位:講談社、9位:KADOKAWA、10位:大日本印刷(DNP)となった。

学情は次のように指摘する。

「業種はまたがるものの娯楽関連産業の企業がずらりと並んだのが文系の最大の特徴です。業種別に見ると『マスコミ(新聞・放送・広告・出版・芸能・エンタメ)』がトップ50のうち15社を占め、圧倒的な人気を集めました。中でも映画業界は東宝2位、東映27位、松竹32位といずれも順位を上げました。業種別2位は『スポーツ・ゲーム・その他メーカー』の5社で、こちらもゲームとスポーツの娯楽関連企業です」

調査は2025年3月1日~10月31日、2027年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象にした。有効回答数は1万5492件。調査方法は、(1)Re就活キャンパス登録学生へメールにて告知。Web上の入力フォームによる回収、(2)弊社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査及び回収。回答方法は選択式(最大5社)。

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