《楽しく穏やかに、おなかの赤ちゃんの事を一番に考えて毎日過ごしています。新しい家族と新時代を迎えられる事もとても幸せに思います》
5月4日、妊娠6カ月であることを発表した華原朋美(44)。
《年齢的にめちゃくちゃ勇気もらえた。無事産まれますように》
《朋ちゃんがもう44歳ってことにびっくりした!》
所属事務所によると、お相手の男性は外資系企業に勤める一般人。華原が45歳の誕生日を迎える8月に出産予定だという。高輪台レディースクリニックの産婦人科医・尾西芳子副院長は、称賛の声を送る。
「日本の統計によれば、40~44歳で出産する女性が年間約5万人。しかし、45~49歳になると一気に1千450人に減ってしまいます。華原さんは妊娠6カ月ということですでに安定期に入られていると思いますが、私のクリニックでも自然妊娠の最高齢が42歳だったので華原さんは本当にすごいと思います」
しかし、いっぽうでリスクも伴うという。
「まず、母体への負荷が大きいこと。妊娠中は高血圧や糖尿病といった生活習慣病になるリスクが高まります。うまくコントロールできないと、突然脳卒中になったりすることもあります。
日本中を驚かせた突然の懐妊発表。彼女をよく知る友人は本誌に真相を明かしてくれた。
「実は、華原さんの妊娠を知ったのはつい最近だったんです。安定期に入るまではごく一部の人にしか伝えていなかったそうです。事務所も4月にイベントの衣装合わせがあった際に、大きくなったお腹を見て初めて気づいたと聞きました。その場にいたスタッフ全員がとても驚いていたみたいですよ」
これまでいくどとなく恋の噂は流れるも、結婚には結びつかなかった華原。その陰で、彼女はずっとママになる夢を抱き続けていた。本誌13年11月19日号で行ったインタビューで華原はこう語っていた。
《私ももう39歳です。子どもはどうしても欲しい。
その“41歳というリミット”から3年が経過。彼女は揺れていたという。
「華原さんは両親や兄弟に愛されて育ってきたので、『自分の家族を持ちたい』という思いが強かったです。しかし、なかなかいいご縁に恵まれなくて。同年代の友達もどんどん結婚してママになっていくなか、彼女はぽつりと『いつか子どもが欲しい……』ともらしたこともありました」(前出・華原の友人)
ここ数年は歌手活動を再び本格化させ仕事も順調だった華原。そんななか、今回の妊娠が判明したのだった。
「先々の仕事はすでに決まっていて、彼女は『どうしよう』と悩んでいました。それでも『このチャンスを絶対に逃したくない!』と言って、産むことを決めたようです。最終的に周囲に伝えて支えてくれることがわかったとき、これ以上ないほどうれしそうな様子でした」(前出・華原の友人)
現在、彼女は高齢出産を万全の状態で迎えるべく着々と準備を進めているという。
「華原さんは安定期に入ってから医師の指導を受けて、ジムでストレッチや軽い体幹トレーニングを念入りにしています。
尾西先生も、こうした華原の活動についてこう太鼓判を押す。
「激しい運動はやめたほうがいいですが、軽い運動は体にもいいのでおすすめです。体幹トレーニングは骨盤のゆがみを矯正する効果があります。妊娠後には腰痛が起こりやすくなるのですが、骨盤周りの筋肉が鍛えられ防ぐ効果があります。分娩のときも、うまくおなかに力が入るので安産になる方が多いです」
その準備もあっておなかの子もすくすくと育っているようだ。5月5日、ファンクラブ限定のブログで華原はこう喜びを爆発させていた。
《最近、お腹の赤ちゃんは本当によく元気に動きます。でも歌ってる時が1番動いてくれます。昨日はトレーニング後に妊婦マッサージに行ってきたんだけど、マッサージのお姉さんも今お返事しましたね~って。
念願の夢をかなえ、幸せな日々を過ごす華原。きっと、子どもにとって誰よりも誇らしいママになることだろう――。