かんぽ不正契約問題 被害者が語る“郵便局員の押し売り実態”

かんぽ不正契約問題 被害者が語る“郵便局員の押し売り実態”
(写真:アフロ)
       

「私の姑も信頼していた郵便局員に騙され、一時は月に30万円以上もの保険料を、かんぽ生命に支払っていたことがありました。きっとほかにも被害者が大勢いるに違いないとは思っていたのですが、これほどの数とは……、ニュースを知って驚いています」と語るのは、東京都在住の40代主婦・A子さん。

A子さんを驚かせたというのは、日本郵政グループ傘下の生命保険会社・かんぽ生命による顧客の“不利益契約”問題だ。保険問題に詳しい経済ジャーナリストは言う。

「かんぽ生命が、顧客の負担が増えたり、不利益になったりするような、保険の乗り換え契約をしていたことが明らかになり、いまや社会問題になっています。6月27日に、かんぽ生命が明らかにしたデータによれば、’14年4月以降だけで、その数は約2万3千900件にものぼるのです」

冒頭のA子さんも、義理の母親が、かんぽ生命とのトラブルに見舞われていた。

「保険といえば、郵便局か農協で加入するという地方出身の義理の両親でしたので、郵便局への信頼は厚かったのです。郵政民営化以前は郵便局の簡易保険に加入していました。また頻繁に自宅へ顔を出してくれる地元郵便局の担当者・X氏のことも、とても信頼していたのです」

かんぽ生命は保険の販売を日本郵便の郵便局に委託し、手数料を支払っている。契約数の9割は郵便局員が販売しているのだが、契約件数は勤務の評価の大きな割合を占めており、過剰なノルマも課せられているのが実情なのだ。A子さんが証言を続ける。


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2019年7月4日の社会記事

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