6月4日、狩野英孝(39)と袴田吉彦(47)の両者それぞれに“新たな恋”が報じられた。

まず『スポニチアネックス』は、狩野が3年前から交際していた30代女性と再婚することを報じた。

付き合い始めた際は、母親を伴って女性の実家へ挨拶しに行ったという。そんな狩野は、同紙から取材を受けたことをTwitterで報告。また、《結婚します! 籍入れたら、ファンの皆様に改めてご報告します》と呼びかけていた。

次に袴田も『NEWS ポストセブン』によって、30代半ばの新恋人と都内マンションで同棲していると報じられた。同誌の取材に袴田の事務所は、「おかげさまで良い関係でお付き合いしているとこちらも伺っています」と認めたという。

狩野は14年に一般女性と離婚しており、16年には“二股疑惑”が浮上。さらに17年1月に未成年者との交際が取り沙汰され、活動を自粛した。『スポニチアネックス』によれば狩野が新恋人の実家へ挨拶に行ったのは、これまでの不祥事から「(相手の)親戚もご両親も不安だと思った」からだという。

いっぽう袴田も17年1月にグラビアアイドルとの“アパ不倫”が発覚し、活動を3カ月間自粛した。同年9月に、当時の妻だったタレントの河中あい(36)と離婚に至った。

奇しくも同時期に、女性問題の不祥事によって活動自粛した狩野と袴田。だがそんな2人の新たな門出に、ネット上では《おめでとう!》や《今度こそは相手を幸せにしてね》など応援する声が広がっている。

■『セカンドステージに進んでも良いのでは』

女性問題によって、一時は世間から批判を浴びた2人。しかし、なぜそんな2人の新たな恋は応援されるのだろうか?あるテレビ局関係者は語る。

「確かに狩野さんと袴田さんの過ちは、肯定できるものではありません。ですが狩野さんは早いタイミングで謝罪会見を開き、袴田さんも離婚直後に出演したバラエティ番組で『すみませんでした!』と頭を下げていました。また2人とも際どい質問にも逃げることなく、正直に答えるなど向き合ってきました。

いっぽう河中さんも袴田さんと離婚後、再婚相手との間に第2子をもうけました。また狩野さんと交際していた加藤紗里さん(30)も、今では一児の母に。『過去の相手もすでに新たな人生を歩んでいる』ことから、彼らのセカンドステージを応援しやすい空気もあるのではないでしょうか」

また“再ブレーク”ともいえる、現在の活躍ぶりも後押ししているようだ。

「狩野さんはYouTubeでのゲーム実況がバズり、今では登録者数100万人を超えるほど。さらにアーティストとしても活躍しており、昨年5月には新曲『ラブアース』を発表。今年放送された『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でも、音楽プロデューサーから高く評価されていました。どちらも狩野さん特有の規格外な発想や、ワードセンスが注目を浴びています。

袴田さんも『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末特番を機に、不倫ネタで再ブレークを果たしました。また18年放送の『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)や20年放送の『書類を男にしただけで』(TBS系)、今年に入ってからも『最高のオバハン 中島ハルコ』(フジテレビ系)といったドラマで“ゲス男役”に徹するなど、役者としてのオファーも絶えません」(前出・テレビ局関係者)

■信頼回復に至った2人の共通点

今では“いじられキャラ”として支持される狩野と袴田だが、彼らには共通点があるという。

「もともと袴田さんは売れっ子俳優、狩野さんもブレイク芸人として、芸能界の第一線を走っていました。ですが騒動を機に、2人ともいじられキャラに活路を見出したように思います。

狩野さんは世間から批判を浴びたいっぽうで、『逃げたくない』と自責の念を抱いていたといいます。芸人仲間の支えや同じ事務所の先輩である出川哲朗さん(57)の背中などを見て、『笑って喜んでもらえるなら』と率先していじられるようになっていったそうです。

いっぽう袴田さんは『ガキ使』への出演は、『元妻や子供に迷惑がかかるのでは』と悩んでいたそうです。最終的には、河中さんの許可をきちんと得たうえで出演を決めたそうです。結果的に世間からも受け入れられ、現在までの活躍につながっています。今でも不倫ネタを断らないのは、『受け入れてくれた人たちに恩返しをしたい』という気持ちがあるからだといいます。

狩野さんも袴田さんも犯してしまった過ちを反省し、周囲への感謝を忘れずに行動してきた積み重ねが信頼回復につながったのでしょう」(スポーツ紙記者)

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