麻生太郎氏 死者数1.5万人超えも“先進国で最もうまくいってる”発言に呆れ声
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(写真:アフロ)

新型コロナウイルスの話題をめぐって、過去にも「マスクいつまでやるの?」など数々の“失言”で批判を浴びた麻生太郎財務相(80)。そんな麻生氏の発言がまたもや物議を醸している。

「コロナで全員、死に絶えるような煽った新聞記事も拝見するが、日本の場合10万人当たり12、13人亡くなっている。人口比では、先進国の中で最もうまくいっている」

各メディアによると、麻生氏は7月5日に開かれた自民党衆院議員の政治資金パーティーでの講演でこう述べたという。”先進国の中で最もうまくいっている”と日本の感染症対策を高く評価したが、果たしてその通りなのだろうか。

米国ジョンズ・ホプキンス大学が発表したデータ(7月6日時点)によると、先進国ではアメリカの累計死者数が605,567人、フランスは110,270人を記録。日本の死者数は14,889人で、確かに先進国の中では少ないと言えるだろう。

しかし、アジア地域で比較してみるとどうだろうか。最も多かったのはインド(403,281人)で、次いでインドネシア(61,140人)、フィリピン(25,192人)だった。さらにパキスタン(22,452人)、バングラデシュ(15,229人)と続き、日本は6番目と上位にランクインした結果となった。

いっぽう人口約14億人を抱える中国では4,636人で、台湾は689人と日本を大きく下回っている。さらに、3日に国際貿易開発会議で「開発途上国グループ」から「先進国グループ」に変更されたばかりの韓国も2,032人。