《一部報道の件でお騒がせしており申し訳ございません。(中略)しっかり叱責し夫も反省しております》
8月17日、Instagramにこう綴ったのは、タレントの瀬戸サオリ(35)。
記事によると今年6月上旬、福岡のキャバクラ嬢と肉体関係を持ったという斉藤。同メディアの直撃を受けた際も「事実」と認めており、X(旧Twitter)では謝罪文を発表している。
報道を受けて、20日朝8時から出演予定だった『地方創生プログラム ONE-J』(TBSラジオ)の生放送は欠席。同日の東京・ルミネtheよしもとの公演には出演したものの、コントの冒頭部分で客席に向かって無言のまま10秒間ほど頭を下げた。さらに報道以降、現時点までYouTubeチャンネルを含めた全てのSNSの更新が止まっている。
徹底された反省の姿勢も、妻による叱責のおかげなのか。しかしネット上では、瀬戸の謝罪投稿についてこんな疑念の声がーー。
《いつも疑問に思うんだけど不倫された側、今回で言えば奥さんだけど、謝罪する必要あったのかな。夫婦だからということからなのかもしれないけどさ。。。
というのも、瀬戸は冒頭の文面に続けて次のように綴っていたのだ。
《夫の遊びは覚悟の上で結婚しましたので、小さなことは見逃してきましたが。このような形でみなさまの思いを裏切る結果を受けて、これからどうすれば夫婦ともに、みなさまに愛される存在となっていけるか時間をかけて話し合っていきたいと思っております》
あくまでも斉藤の女性関係は「遊び」であり、「覚悟の上で結婚」したと表明した瀬戸。いわゆる「火遊びは芸の肥やし」という考え方のようだが、たしかに芸能界では“夫の謝罪に対して妻が謝罪する”というケースはこれまでにもあった。
その代表例として思い出されるのは、三田寛子(57)だろう。夫で歌舞伎者役者の中村芝翫(57)には、これまで度重なる不倫報道が浮上してきた。
最初の不倫が報じられた16年には「深く深く夫婦で、主人も私も至らない点もありますので反省しております」と謝罪。離婚について「ないで~す!」と明るく否定し、その対応が賞賛を集めた。その後も3度にわたって不倫疑惑が伝えられたが、離婚には至っていない。
また20年にはアンジャッシュ・渡部建(50)の不倫が報じれたが、そのときも妻の佐々木希(35)が自身のインスタグラムで《この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います》と謝罪している。
そうした妻の謝罪に対して“神対応”だと賞賛する声もあるが、いっぽうでネット上では“さすがに時代遅れではないか”と違和感を覚えるとの声も出ている。
《奥さんが頭下げたり、それを周りが「賢い奥さんだ!」と褒め称えると、この奥様逃げ場が無くなるよね》
《奥さんが世間に謝るのやめたほうがいいと思う。奥さんが一番傷ついてるのに大してダメージもない世間や関係者に謝る必要ない》
《奥さんもハラワタ煮えくりかえっていても、子どものために大騒ぎにならないよう配慮しての事だと思うよ。仕事がなくなれば家族も困るからね。それをできた奥様だなんて言うのは時代錯誤だと思う。浮気を許すのができた人なんて昭和感プンプンの思考でしょう》