「SMILE-UP.社の事務所開きの1月5日、東山社長は改めて補償業務に専念する意思表明のため社内で挨拶して、苦闘する社員たちをねぎらったと聞きました。最後には彼らの緊張をほぐそうと“引退しましたが、一曲歌いましょうか?”と冗談を言う一幕もあったとか。

もちろん歌わなかったそうですが……」(芸能関係者)

昨年をもって芸能活動を引退した東山紀之(57)。昨年12月26日のディナーショー最終日は東山の“表舞台最後の日”だった。会場のホテルには、妻・木村佳乃(47)と娘2人、岡本健一(54)、松岡昌宏(47)、生田斗真(39)と清野菜名(29)夫妻、山田涼介(30)が駆け付けた。そして、松本潤(40)の姿も――。音楽関係者は言う。

「ディナーショーは旧ジャニーズにとって一つの文化なんです。

これまで近藤真彦さんや滝沢秀明さんが長年開催してきました。しかし、近藤さんは’21年に退所。滝沢さんは’18年に引退。トニセンが引き継ぐも、V6は’21年に解散。存続が危ぶまれていました。

そんななか、東山さんは昨年、21年ぶりにディナーショーを開催しました。

これからの“ライフワーク”にしようと意気込んでいた矢先に、創業者の性加害問題で補償会社の社長に転身する決断をしたのです」

東山の引退によって宙に浮いてしまったディナーショー。その“継承者”となるのが松本だという。彼の知人はこう語る。

「1年半にわたる『どうする家康』の撮影が心身とも予想以上にハードだったようで“少し休んで充電する”と話していました。今回のディナーショー体験はそんな彼にとって新鮮で、ディナーショーの魅力に開眼したそうです。自らの引出しを広げられると感じたのでしょう」

前出の音楽関係者も言う。

「松本さんは“ディナーショーの文化を途絶えさせたくない”という気持ちがあるようで、何らかの形で継続させたいと思っていると聞いています。実は今回の東山さんのディナーショーの演出を担当した振付師は元ジャニーズJr.で、松本さんの右腕としてのライブにも深く関わっているそうです。今回のディナーショーの演出についても、意見交換していたといいます。

ディナーショーに自ら出演するのは消極的なようですが、松本さんが得意とする演出で貢献して、人脈を生かしたビッグなゲストも登場する新たな超VIPディナーショーが誕生するかもしれません」(前出・音楽関係者)

東山の“最後の勇姿”は松本のさらなる飛躍に一役買ったかも!?