「4月6日、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の新MCに、二宮和也さん(40)に代わってムロツヨシさん(48)が就任すると一部で報じられました。

3月31日の放送回で、中居正広さん(51)は二宮さんの卒業理由を『噂でちょこちょこ聞いてたけど、お前、隣の劇場に行くらしいな』と明かし、『だれかtoなかい』の裏番組である『日曜劇場』で、7月クールに主演を務めることを揶揄していました」(スポーツ紙記者)

’18年に放送された二宮の主演ドラマ『ブラックペアン』の続編が7月クールの日曜劇場で放送されることが決まっているのだ。

発表に際して、二宮はコメントを寄せていた。

「6年ぶりにこの作品と再会することになりました。二宮もこの6年間で色んな経験をさせてもらい、その全てをぶつけて挑みたいと思います。早く日曜日にならないかなぁ!っと皆様に思って頂ける様、スタッフ一同頑張って参ります!」

同作は二宮が手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じる医療ドラマで、’18年のシーズン1は平均視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。

「幅広い層から支持を集め、視聴率も良かったため、早い段階で続編制作の話は出ていたそうです。ただ、キャストのスケジュールの都合など様々な理由で実現に時間を要しました。

TBSとしても“念願叶って”といったところではないでしょうか」(制作会社スタッフ)

続編が制作される場合、通例として、“新作のPR”の意味も兼ねて続編放送直前に、前作が再放送される。だが、『ブラックペアン』の場合はある懸念がーー。

「シーズン1に市川猿之助さん(48)が出演していたことが、“再放送の足かせになるのではないか”と危惧する声が一部であがっています」(前出・制作会社スタッフ)

猿之助といえば、昨年11月に、両親に睡眠導入剤を服用させ自殺ほう助した罪に問われた裁判がおこなわれ、執行3年、執行猶予5年の有罪判決が確定している。

「猿之助さんは二宮さん演じる主人公が勤務する大学病院と対立する大学病院の教授という役どころで、出演シーンを全てカットして放送することは難しいでしょう。

スポンサーあってのテレビですので、逮捕・起訴され、有罪となったキャストが出演している作品は、一般的に放送されません。

さらに猿之助さんの場合は、薬物による“自殺ほう助”ですので、舞台が命を扱う医療ドラマであることを鑑みても再放送は難しいのではないでしょうか」(前出・制作会社スタッフ)

TBS広報部に『ブラックペアン』の再放送の有無について質問をしたが、期日までに回答は得られなかった。

猿之助“心中”騒動の思わぬ余波を受けた二宮。”前作再放送なしの続編”という難局をどう乗り越えるのだろうか――。