5月1日、登録者数285万人の人気YouTubeチャンネル「チャンネルがーどまん」が投稿した動画が波紋を呼んでいる。

チャンネルがーどまんは、がーどまん、MY、山ちゃんのからなる3人組で、過激なドッキリ動画を主に投稿している。

今回アップされた動画は「川でゴミ拾いしたら大事な私物が大量に捨てられてる【ドッキリ】」と題したもので、MYががーどまんの私物を河川敷に捨てておき、ゴミ拾いと称して連れてこられたがーどまんがそれらを発見したときの反応をみるという内容だった。

がーどまんといえば、先日アップした「友達の風呂にチーズ牛丼200人前詰めてみた【ドッキリ】」という動画が、“食べ物を粗末にしている”と批判を浴び話題になったばかり。そうした背景もあってか、仕掛け人のMYは「今回の企画はあいつ(がーどまん)を反省させるためにします」と冒頭で宣言。

そして、22年9月にソフトバンクの対ロッテ戦にて行われた始球式に招待されたときに贈呈された“GARDMAN”と書かれたソフトバンクのユニフォームを取り出し、「宝物級をばんばん川に投げ捨てていきます」と発言。その後、バスケットボールや遊戯王カードなどの他の私物とともに河原に投げ捨てていき、“目玉”とされたユニフォームは川に浸かるような形で投げ捨てていた。

動画中盤になり、がーどまん本人が登場しゴミ拾いがスタート。

通常のゴミとともに捨てられていた私物には気づかない様子だったが、ユニフォームを拾いにいったところで企画意図を察知。雄叫びをあげ岸からあがると、「お前これはあかんちゃうん? 思い出ちゃうん、俺らの」と怒りの様子を見せた。

これにMYが「思い出やで、世界に一個やで。もう二度と買われへんよ。値段じゃないよ」と返しすと、がーどまんは「思い出ちゃうんか。俺とMYと山ちゃんの。

オリックス、始球式行ったやつっすよ」と発言。「ソフトバンクな、思い出じゃないわ」と返されて動画が終了した。

動画のコメント欄では「面白い」と称賛されている一方で、SNSなどでは「失礼すぎる」と批判が殺到。

《贈られたものを捨てるのは相手が見てないところならあまり文句は言われないだろうけど……
ドッキリとして公開してる時点で相手の目にも止まるし、相手への敬意を欠くことをネタにしてる時点で不快》
《こんな昔のYouTubeで炎上したようなことを未だにやってる人がいるなんて正直、驚きです。今までの炎上したYouTubeの事例からまったく学んでないんだな》
《タレントやYouTuberが始球式をやることには反対ではないけど 野球や選手 ファンに対して敬意がない人間は 話題性があっても起用しないでほしい》

この動画の反響は現役の選手にも届いたようで、ソフトバンクに所属している又吉克樹選手(33)がXにて反応。5月2日、《人の価値観だから何とも言えんけどユニフォームをあんな扱いするのは見たくない。

事実確認とはいえ見なきゃ良かった》と投稿し、不快感をあらわにしていた。