「羽生さんは、7月5日にゼビオアリーナ仙台で開催されるアイスショーに向けて準備を進めています。通年型のスケートリンクがオープンすることを記念したこけら落とし公演です」(スポーツ紙記者)

プロスケーターに転向して約3年が経過した羽生結弦(30)。

表現者としての側面を強めている。

「モデルとして、6月23日発売の『SPUR』に自身がアンバサダーを務めるGUCCIの衣装を身にまとって登場しました。

また文筆家としても活動しており、『文藝春秋』7月号に寄稿。さらに7月8日発売の『Newsweek』にも特別寄稿しています。

この号ではMrs.GREEN APPLEの大森元貴さん(28)が表紙を務め、ロングインタビューも掲載されます。実は羽生さんはミセスのファンを公言しており、公演では楽曲『ケセラセラ』にのせて滑ったこともあります。今回の寄稿文は大森さんについても語っているのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

唯一無二の道を突き進む羽生のもとに、国際スケート連盟(以下、ISU)がすり寄っている。

「ISUの公式Xが、6月1日に英語で“オリンピックシーズンを迎えるにあたって、フィギュアスケートの忘れられないハイライトを振り返りましょう”と投稿。写真付きで、羽生さんが五輪連覇を成し遂げた平昌オリンピックでの演技をプレイバックしていました。

現役時代に羽生さんは、ISUによって、日程などで不利な状況を強いられたことがあり、両者の間には溝があるとたびたび報道されていました」(スケート関係者)

ISUが手のひらを返したのには理由があるようだ。

「羽生選手の引退以降、ISUの収益が悪化しているのです。最新の収支報告書によると、’23年の広告収入は、コロナ禍前から20~30%ほど減ってしまったといいます。

その理由に挙げられていたのは重要な市場である日本での売り上げの落ち込み。羽生さん不在の影響はいまだ大きいのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

困窮を極めているISUが羽生に期待することとはーー。

「羽生さんにミラノ五輪に登場して、スケート人気の復活に一役買ってほしいと思っているのではないでしょうか。’23年9月にミラノ五輪の公式Xが、五輪で金メダルを獲得した羽生さんの画像とともに“お待ちしております”と英語で投稿したこともありました。

’15年には世界一を決めるISUグランプリファイナルで、安藤美姫さん(37)がエキシビションに特別ゲストとして出演した前例があります。羽生選手が五輪のエキシビションに出演することも不可能ではないのでは。

羽生さんが好んで聞いていて、日本で人気沸騰中のミセスの楽曲で滑る可能性も……。

また羽生さんの同郷の千葉百音選手(20)は、ミラノ五輪出場が有力視されています。羽生さんは彼女が幼いころからかわいがってきました。そんな百音選手を応援するためにもミラノに赴くのでは」(前出・スポーツ紙記者)

ミラノの地で絶対王者が“新相棒”とともに復活し、スケート界を救う!?

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