今人気急上昇中の若手モデルで女優の小松菜奈さん(20)と、韓国の人気グループBIGBANGのリーダーG-DRAGONさん(本名クォン・ジヨン、28)との熱愛説が持ち上がり、彼女たちのSNSが騒ぎになっています。
きっかけは、ジヨンさんの非公開インスタグラムのアカウントから、プライベート写真が流出したことが原因です。
その中には小松さんと思われる女性とのツーショットや、親密な写真が含まれており両者のファンが動揺。一時は小松さんのインスタグラムアカウントが炎上状態になるなどの事態になりました。
写真には一部加工疑惑があるとして、真相はまだわかっていません。しかし最近芸能人の非公開アカウント(通称、鍵アカ)が定期的に流出するのはよくある話。それによって熱愛がバレてしまう人も後をたちません。
不思議なのは、流出騒動が定期的に起きているにもかかわらず、鍵アカの作成を若い芸能人がやめないことです。10代や20代前半に多い鍵アカウントでのプライベート写真公開。今日はそれを行なわずにはいられない心理について、考えてみたいと思います。
■とにかく周りに見せたい!
バレる人がいてもやめない心理。その根底には「しっかり管理していれば大丈夫!」という自分に対しての自信と驕りがあるのでしょう。そしてカップルアカウントを作る心理には「とにかく周りに幸せな自分を見せたい!」という気持ちがあるようです。
ひと昔前の若い世代にもないわけではないこの感情。
そのためどんどん人は観る側から伝える側に回った結果、プライベートも発信していってこそ、恋愛や日常に価値があると思い込む若者が増えているようです。
この根底には若い世代の歪んだ自己顕示欲もあるかもしれませんが、「なにより周りに認められてこその幸せ」という感情にいささか寂しい感じがするのは、筆者がもうおばさんという証拠なのでしょうか。
■秘密を持つ忍耐力がない
カップルアカウントを作る2つ目の心理は、この世代の特徴と関係してきます。恋人同士という情報やどんな付き合いをしているかなどは、本来秘密にしておくべき情報。それを二人の中にだけしまっておく忍耐力がないのでしょう。
秘密を自分の中で抱える行為は、本来的にはストレスのかかることです。そのため外に解放させたい気持ちを誰しもが持っています。その感情をうまく自分の中で整理するのが大人といえますが、彼らにはその秘密を一人(ないしは二人)で持ち、公にしない我慢強さが欠けているように感じます。
近年子供はキレやすくなったといいますが、もしかしたらその傾向と関係もあるのかもしれません。
■アルバムはオンライン化
このカップルの鍵アカウント。
もともとネットが当たり前ではなかった時代には、二人の写真を切り貼りした手作りのアルバムを作ったり、カップル専用交換日記などを行ったりするのが思い出を残す主流でした。
その役割が、今のSNSにはあるのかもしれません。
周りに見せびらかすこともできるし、自分たちカップルの歴史も残しておける。この2つのニーズにより、カップルアカウントは流行っているのかもしれません。
しかしカップルアカウントって、運営管理を自分が行っていない以上バレるリスクがあるのは当然。それでも作る若手芸能人が後をたたないのはなぜでしょう。
おそらく会える時間が限られている関係で、しかもお互いきらびやかな芸能界の人間、そして本当に相手の好意が自分に常にあるのか不安、こんな気持ちを払拭するのに、鍵の付いたカップルアカウントは有効なのかもしれませんね。