美容ライターの遠藤幸子です。比較的幅広い年代に共通する肌悩みといえば、「毛穴」にまつわるお悩み。


 若い頃は黒ずみや角栓といったつまりが気になっていたのが、年齢とともに開きが気になるようになり、やがて涙型に開いた、たるみ毛穴に悩まされる渓谷にあります。そして、お悩みはどんどん深まりがちです。

 今回は、セザンヌ「毛穴レスコンシーラー」715円(税込)に注目。40代のたるみ毛穴もカバーできるのか!?しっかり検証してレビューします。

「毛穴レスコンシーラー」って、どんな商品?

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 「毛穴レスコンシーラー」は、毛穴の凹凸をカバーする無色透明のコンシーラー。皮脂吸着パウダー配合で、皮脂によるテカリや化粧崩れを防ぐ効果があり、なめらかでサラサラの肌が続きます。

 毛穴の凹凸をカバーする商品の中には塗っている間に肌の乾燥が気になるものもありますが、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、ハマメリス葉エキスといった保湿成分が配合。
肌の乾燥対策まで叶います。

 さらに、微粒子の赤パールの効果で、さりげなくトーンアップし、くすみや色ムラをカバーする効果まで期待できます。容器はチューブタイプで、出口の先端は斜めにカットされていて使いやすい設計。無香料、無鉱物油、アルコールフリー、タール系色素不使用、紫外線吸収剤不使用です。

どのように使うのか?

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CEZANNE 毛穴カバー
 公式サイトによると、スキンケアの後、化粧下地の前に使うことが推奨されています。適量取って毛穴が気になる頬や鼻に直接なじませます。より毛穴カバーしたいときには、少しずつ塗り重ね、下から上へ毛穴に逆らうように塗るのがおすすめです。


 斜めにカットされた先端を直接肌に当てて適量出し、塗ることもできますが、肌への負担やしっかりとカバーすることを考えると、手に取って指でなじませたほうがいいと感じました。

47歳のたるみ毛穴に試してみたら

 指で触れると、見た目よりもやや硬めのテクスチャーに感じられました。粘度が高いように最初感じられますが、毛穴になじませていくと早い段階でスルスルとしたテクスチャーに変化。なじませた後の肌はベタつかず、サラサラでなめらかに整います。

 肝心の毛穴の凹凸をカバーする効果は、筆者の肌ではしっかり感じることができました。

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CEZANNE 毛穴カバー
 肌のツヤも抑えられるせいか、フラットな肌に整う効果は高いと感じました。
また、色ムラやくすみをカバーする効果は正直なところあまり期待していなかったのですが、肌のトーンを均一に整える効果はそれほど高くはないものの、あるという印象を持ちました。

 毛穴カバー効果もさることながら、筆者が惹かれたのは肌の質感の変化。普段化粧下地やファンデーション、リップなどもマットな質感のものは老けて見えることが多いので避けています。しかし、そんな筆者でも使いやすく、好印象を持たずにはいられないサラサラで美しいマットな仕上がりの肌は、いつもより洗練された肌印象に見えました。

 「毛穴レスコンシーラー」は40代のたるみ毛穴をもカバーし、サラサラで洗練された印象のマットな仕上がるアイテム。使い方は簡単で、スキンケアの後、化粧下地の前に使用し、適量手に取ってなじませるだけ。
よりしっかり毛穴カバーをしたい場合には、下から上へ毛穴に逆らうように少量塗り重ねるのがおすすめです。

 皮脂吸着パウダーの効果で、皮脂によるテカリや化粧崩れを防ぐので、夏の使用により期待したいところです。

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en