忙しくてメイク直しができない時にも便利なので、40~50代の女性たちにも愛用している人が多いのではないでしょうか。
しかし便利なティントリップも、使い方を間違えると老け見えを促進させてしまう恐れがあります。
そもそもティントリップってなに?

また、色もちが良いのも特徴の1つ。メイク直しの手間を省くことができ、唇の温度や水分量によって色づき方が違うものもあるなど、自分だけの色を楽しめるのも魅力です。
色もちは良いけど乾燥しやすい。使い方を間違えると老け見え促進

ティントリップは発色や色もちの良さが魅力ですが、使い方を間違えると老け見え唇になってしまう恐れもあります。
そこで、やってはいけないティントリップの使い方をご紹介します。
ティントリップの残念な塗り方1:直塗り
色もちの良さが魅力のティントリップですが、実は乾燥しやすいというデメリットもあり。塗った直後は艶があって綺麗ですが、時間が経つと乾燥して縦じわが目立ってしまいます。ゆえに、老け顔を促進してしまう恐れも……。

ただし、油分が残っているとティントが定着しにくくなるので、保湿をしたら軽くティッシュオフしてから塗るようにしましょう。
ティントリップの残念な塗り方2:重ね塗り
メイク直しの際、ティントを塗った上からさらにティントを重ねると乾燥が促進され、色ムラになってしまいます。ふと鏡を見ると、縦じわに色が入り込み、色ムラのある残念な唇になっていることもあるのでは。これもかなりイタイので注意が必要です。

色は定着しているので、ツヤのがプラスされると、メイク仕立ての唇を再現できるし、色ムラと乾燥の両方を回避することもできます。
ティントリップの残念な塗り方3:いきなり塗り
全体にさっと塗るのはNG。見た目以上に発色が良いものもあるので、いきなり塗ると思った以上に濃いめに色づき、唇だけ浮いてしまいかなり残念な結果になってしまいます。また、塗った時に濃いかな? と思ったもののそのまま放置しておくと色味が定着してしまい、その後の修正が効かなくなってしまいます。(一般的なものは1~3分程度で色味が定着)
そのため、ティントは発色の度合いを確かめながら塗る必要があります。

色味が薄いようであれば、また少量足していき全体に馴染ませます。
ティントリップは、メイクオフも丁寧に行うことが大切!
ティントは唇を染め上げるというだけあって、色もち抜群! ということは、落ちにくいということでもあります。いつものようにさっとメイクオフしていると、唇に色素が残ったままです(特に縦じわ)。

しかし、綺麗に塗れば1日ハッピーでいられるだけでなく、メイク直しも楽になるので、丁寧に塗ることを心がけてみてください。
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。