珪藻土と比べて約5倍の吸・放湿量がある多孔質セラミックスが、ボトルの内側を素早く乾かしてくれるんだとか!
洗ったあとのボトル、逆さにした時と比べて半分以下の時間で乾くって本当!?
「ボトル乾燥スティック」は、洗ったあとのボトルや水筒の内側を乾かす時間をググッと短縮してくれる便利グッズ。住関連サービス企業・LIXILが開発した“多孔質セラミックス”という内部に無数の穴の開いた素材が使われていて、これがなんと珪藻土と比べて約5倍の吸・放湿量、同等以上の吸水スピードがあるんだそう。
外寸:約幅3×奥行1×高さ22cm
重量(梱包材含む):約130g
仕様・混率:本体 多孔質セラミックス、カバー シリコーンゴム
耐熱温度:200℃
食洗機使用:不可
抗菌加工:無
商品パッケージ裏面に掲載された“乾燥するまでの時間比較”によると、ボトルを逆さにした場合が約7時間、「ボトル乾燥スティック」を使用した場合は約3時間と半分以下の時間で乾くことがわかっているんです!

では、本体を詳しく見ていきましょう。
砥石のような質感で、思ったよりも重ため
箱から取り出した「ボトル乾燥スティック」は、平らな白い棒状で思っていたよりも重ための約70g(独自に計測)。表・裏はなく、両面とも砥石のような質感でサラッと乾燥しています。ちなみに無臭!

上部には、吊るして収納できるようにシリコーン製のリング付き。

先端部分に小ワザが光る

いつものようにボトルを逆さにして置けば水はたまらないけれど、「ボトル乾燥スティック」を使う時は底を下にして置くので、これはいいアイディア!
厚みは1cmと薄く、幅は3cm。
口径28mm以下のボトルには使えないので、あらかじめチェックしておくといいかもしれません。

洗ったボトルは何時間で乾くのか、検証!
「ボトル乾燥スティック」の使い方は、とっても簡単。洗い終えたボトルの水気をよく切ったら、中にストンと入れるだけです。

さてここからは、時間を計って経過をチェックしていきます。
洗いたてのボトルは、水気を切っても全体的に水滴が残っています。


続いて1時間後、3時間後は?
水滴がだいぶ減ってきているような気がします。よく見ると小さな水滴はほぼなくなり、大きな水滴がポツポツ残っている程度です。
気になる3時間後はというと……なんと完全に乾いていました。

早く乾いてくれる分には、大歓迎です。
この日のお天気は晴れ、冷房をしっかり効かせた室温26℃・湿度67%の環境で検証したのですが、“約3時間で乾く”は本当でした。唯一気になったのは、使用後のお手入れ方法です。
公式サイトやパッケージには書かれていませんでしたが、風通しの良い場所で乾燥させて繰り返し使っています。基本的には洗ったあとのボトルに入れて使うだけなのでそこまで汚れませんが、自己判断で…といったところでしょうか。
水分摂取量が増える暑い季節は、ボトルが早く・しっかり乾いてくれると助かりますよね。気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてください。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文・撮影/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。