目の下のクマやほうれい線をもっと自然にカモフラージュしたい……。そんな悩みを抱えていませんか? 現在48歳の筆者も同じ悩みを抱える1人。


48歳のクマとほうれい線が…693円で“飛んだ”! セザンヌ...の画像はこちら >>
 最近出会ったセザンヌの「トーンフィルターハイライト」693円(税込)が、まさにそんな悩みにマッチする神アイテムでした。詳しくレビューします。

セザンヌ「トーンフィルターハイライト」って、どんな商品?

48歳のクマとほうれい線が…693円で“飛んだ”! セザンヌの“神ハイライト”、コスパ抜群すぎるのでは
トーンフィルターハイライト
 ハイライトというとパールやラメが煌めきを放ち、光を集めて高さを強調しながら美しいツヤを与えてくれるアイテムというイメージが強いのではないでしょうか。40代になるとハイライトを塗る場所がちょうど毛穴や小ジワが気になる場所で、ハイライト選びが難しく感じられることもありますよね。

 けれど、セザンヌ「トーンフィルターハイライト」は、多くの方のハイライトに対するイメージとは少し異なるアイテム。

 実際に指にとって腕に塗ってみると、煌めきや色の主張はあまり感じられません。けれど、フィルターをかけたように肌に溶け込みながらくすみを補正し、キメまで整えて見せてくれます。さりげなく美肌に見せるハイライトです。

 使う場所は高さを強調したいCゾーンや鼻筋などでもOKですが、影のように見える場所や、くすみや毛穴、赤みが気になる場所にもおすすめです。

 サラサラの質感で、皮脂吸着パウダーを配合しています。そのため、メイク直しにも使え、夕方くすみ対策にもぴったりの製品です。

 廃盤になった、デパコスのローラ メルシエ「シークレット ブラーリング パウダー フォー アンダー アイズ」を彷彿とさせます。

気になるクマ、小鼻や頬の赤み、ほうれい線に使ってみたら


48歳のクマとほうれい線が…693円で“飛んだ”! セザンヌの“神ハイライト”、コスパ抜群すぎるのでは
トーンフィルターハイライト使用前後
 実際に、クマ、小鼻や頬の赤み、ほうれい線に使ってみました。クマをカバーするのにはやはりコンシーラーが欠かせません。
けれど、その上からこちらの製品を塗ると、さりげなく明るさが出るのと、フィルター効果によって、クマの存在感が弱まります。

 小鼻や頬の赤みにも使用しましたが、小鼻の毛穴や赤み、頬の赤みがカモフラージュされる印象です。

 さらに、ほうれい線に使ってみたところ影を飛ばすような効果が感じられ、いつもより目立たなくなるように感じました。

カバー力以外に感動した点は?

(1) 化粧崩れを防ぐ効果が高い
 メイクの仕上げに使用すると、化粧崩れを防いで、サラサラの肌状態をキープしやすくなると感じました。ポーチに入れてお直しにも使用していますが、夕方くすみにも対応でき、とても便利です。特にTゾーンに使うと、テカリを防いでくれるので、重宝しています。

(2) 塗り重ねても厚塗り感が出にくく、白浮きしにくい
 いくらカバー力が高く、他にも魅力的な点がいくつかあったとしても、厚塗り感が出たり、白浮きしたりするならお蔵入りしてしまいます。

 けれど、こちらの製品は塗り重ねても厚塗り感が出にくく、白浮きしにくいのがツボで、自然な仕上がりになるところに惹かれています。

(3) 絶妙なブラシの形状で、細かい部分も塗りやすい

48歳のクマとほうれい線が…693円で“飛んだ”! セザンヌの“神ハイライト”、コスパ抜群すぎるのでは
トーンフィルターハイライト
 筆者の場合ですが、付属の小さなブラシはたいてい、お直し用としても使わない傾向にあります。それは、大きめのブラシを使ったほうが仕上がりが美しくなるからです。

 けれど、こちらの製品はブラシの形状が山型で、絶妙なカット。目の下や小鼻の脇など細かい部分にもフィットしやすいのが嬉しいです。さらに、毛が絶妙にしなり、肌あたりもやわらかなので、付属のブラシを使ってメイクする機会が多いです。


(4) マットな質感なのに、老け見えしない
 ハイライトというと、艶やかな仕上がりになるものがほとんど。けれど、こちらの製品はマットな仕上がりになります。マットな質感のパウダーは肌が乾燥しているように見えるなどして老けて見えることもありますが、そのような仕上がりにはなりません。

 その理由は、サラサラとした質感ではあるものの、パウダーに美容保湿成分が配合されているかもしれません。

使うときに気をつけたいポイントは?

 厚塗り感や白浮きはしにくい製品ですが、あまりに多く塗りすぎるのはNG。ブラシに適量取り、手の甲で軽く払ってから使用することが大切です。

 この使用感で、693円(税込)はコスパも抜群だと感じています。筆者は毎日愛用していて、仕事柄たくさんのコスメを使用している関係でなかなか底見えするほど同じコスメを使うのは普段難しいものの、こちらの製品は底見えの予感がしています。

<文・写真/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachikoendo_
編集部おすすめ