(台北中央社)元宵節の恒例イベント、台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)の次回開催都市、台中市は大阪市内で24日から27日にかけて催された「ツーリズムEXPOジャパン」に参加し、観光PRを行った。日本とゆかりのあるスポットを含んだ旅行プランを複数提案し、昼間は市内観光を、夜はランタンを楽しむことをテーマに同市の魅力を紹介した。


旧暦1月15日の元宵節に合わせ、毎年場所を変えて催される同フェス。同市では4月末に閉幕した台中フローラ世界博覧会(台中花博)の会場をメイン会場として活用し、元宵節当日の来年2月8日から約2週間開催。自然を生かした光の装飾が施される。サブ会場の文心森林公園は一足早い12月21日に開幕し、クリスマスや新暦の元日を祝うイベントも行われる。

同市政府観光旅遊局の林筱淇局長は、市内には日本統治時代に建設された古跡が多く残されていることに触れ、日本人旅行客に人気のある観光スポットとなっていると紹介。同市は、台中と東京を結ぶ直行便が就航していることなども挙げ、同フェス期間中は日本からの旅行客の増加が見込めるとの見方を示した。


(編集:楊千慧)