(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は26日、山口県の村岡嗣政知事や県議会の柳居俊学議長らを訪ね、双方を結ぶチャーター便の運航拡大や観光促進、半導体産業における協力の可能性などについて意見を交わした。

台南市と山口県は2023年7月に交流や協力の促進に関する覚書を締結した。
黄市長は、今年は台湾最古の城、安平古堡(ゼーランディア城)築400周年を迎えるのに触れ、今後学校や文化芸術などさまざまな交流を推進し、双方の友好関係を際立たせ、若者世代に相互学習をしてもらいたいと語った。

村岡知事は、昨年台南市の商業施設、林百貨で山口の温泉や日本酒をアピールした他、今年台南市で行われた台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)の会場に設置したブースでのPRでは大きな成果があったとし、今後も黄市長と力を合わせて双方の関係を発展させたい考えを示した。

(張栄祥/編集:齊藤啓介)