(台北中央社)米雑誌「ワイアード」が9日発表した今年の「状況を改善した25人」に、台湾から蔡英文(さいえいぶん)総統、陳建仁(ちんけんじん)前副総統、唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣に相当)の3人が選出された。

同誌は、「台湾のこの3氏は新型コロナウイルスを国家からほとんど根絶させた」と言及し、早期の渡航制限や社会的距離に関する厳格な規定、マスクの在庫確認アプリなどの断固とした行動が防疫の成果をもたらしたと称賛した。


25人にはこのほか、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長やグーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)、アップルのティム・クックCEOなどが選ばれている。

(編集:名切千絵)