同部統計処の蔡美娜処長は、新型コロナウイルスの影響で昨年第2四半期の輸出額は一度減少に転じたものの、リモートワーク特需や次世代通信規格「5G」など新興テクノロジーの運用増強、米中間のテクノロジー冷戦、コロナの封じ込め成功などが輸出増につながったと分析している。
昨年12月の輸出額も前年同月比12%増の330億米ドル(約3兆4000億円)と、単月として過去最高を記録。単月の輸出額が前年同月より増加したのは6カ月連続で、300億米ドル台の大台は5カ月連続となった。
昨年12月の対日輸出額は、20億3000万米ドル(約2100億円)と、前年同月比3.3%増加した。
(呉佳蓉/編集:荘麗玲)