立法院(国会)は1月、飲酒運転の厳罰化を図る関連法の改正案を可決し、3月31日から施行された。10年以内に2度飲酒運転をしたり、アルコール検査を拒否したりした場合、主管機関が氏名や写真、違反内容などの情報を公表することが盛り込まれている。
再犯者の公表は、南部・台南市が先月、全国に先駆けて実施し、高雄市では今回が初めてとなる。
同局によると、今回公表された5人はいずれも20年から22年4月までに2度、飲酒運転で摘発されたという。飲酒する場所に赴く際や飲酒後は、公共交通機関の利用の他、運転代行サービスや家族に迎えを依頼するよう呼び掛けている。
(曽以寧/編集:齊藤啓介)