(台北中央社)28日午前10時21分ごろ、台北市の数位発展部(デジタル発展省)庁舎の入り口で、散弾銃と改造銃を持った男が発砲したと警察に通報があった。現場ではガラス扉が割れたが、けが人はいなかった。
男は駆け付けた警官に逮捕された。取り調べに対し、政府に不満があったと供述している。

警察の調査によると、男は計3発発砲したとみられる。同部によれば、男は部内のオフィス空間に侵入しようとしたが、警備員らが阻止したという。

男は銃砲類を取り締まる条例違反や恐喝、器物損壊などに関する罪の容疑で台湾台北地方検察署(地検)に送検された。

(黄麗芸、蘇思云/編集:齊藤啓介)