(台北中央社)北部・新北市瑞芳区は15日、熊本県上天草市と友好交流協定を締結した。瑞芳区には「猫村」として知られる猴硐、上天草市には「猫の島」の愛称を持つ湯島がそれぞれあり、“ネコとの共生”という共通点がある。
相互に学び合うとともに、関係の緊密化を図る。

新北市が報道資料で明らかにした。調印式は新北市内で開かれ、楊勝閔瑞芳区長と堀江隆臣上天草市長が協定書に署名した。

新北市によれば、両区市は今年1月、台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)福岡分処の仲介によってオンライン交流を実施。ネコを切り口にした地域PRの経験を互いに紹介し、交流を深めていくことで一致していた。観光やレジャー資源を広めて発展させていく上で、両区市間にはネコの他にも漁港やサイクリングなど類似点が多くある。


調印式終了後、堀江市長は区側の案内の下、瑞芳を代表する観光名所の象鼻岩や九份などを訪れた。

(編集:名切千絵)