薛氏は立法院(国会)社会福利・衛生環境委員会への出席前に報道陣の取材に応じた。
台湾は2009年から16年までオブザーバーとしてWHO総会に参加していたが、17年以降は中国の反対で招かれていない。政府は同年以降も、新型コロナウイルス流行の影響が大きかった20年、21年を除き毎年、衛生福利部長や同部の政務次長などが率いる代表団をジュネーブに派遣している。
外交部(外務省)によれば昨年の総会では、中華民国(台湾)と外交関係を有する国の他、日本や米国、欧米諸国など計25カ国が台湾の参加を支持すると表明した。
(沈佩瑤/編集:田中宏樹)