(台北中央社)フェンシングのパリ五輪アジア・オセアニア地区予選は28日、アラブ首長国連邦(UAE)フジャイラで男子フルーレの決勝が行われ、台湾の陳奕通が優勝してパリ五輪の出場を決めた。フェンシング男子の台湾代表選手が五輪に参加するのは1988年のソウル大会以来、36年ぶり。


20歳の陳は台湾の期待の新星。昨年9月の杭州アジア大会でベスト8入りを果たした。この日の地区予選決勝ではシンガポール代表の選手を破り、1枠の五輪切符を手にした。

陳は中央社の取材に対し、まるで夢を見ているようだと信じられない気持ちを明かした。試合について、ポイントに影響されずに、常に集中するよう心掛けてきたと振り返った。

(陳容琛/編集:田中宏樹)