台湾海峡周辺に中国軍用機53機と艦船19隻 中国が今日まで「空域保留区」設定
中国軍が設定した7カ所の空域保留区 画像（1枚）
（台北中央社）国防部（国防省）は11日、同日午前6時までの24時間に中国の軍用機延べ53機、軍艦11隻、公船8隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。同部は9日、特定の航空活動のために空域をあらかじめ留保する「空域保留区」を、中国軍が同日から11日までの期間で浙江省や福建省の東側の空域に7カ所設定したと発表していた。


軍用機のうち延べ23機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」を台湾側へ越え、台湾の北、南西、東の空域に進入した。

同部は、国軍が軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したと説明した。

（呉書緯／編集：田中宏樹）
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