マヒドン大学ラマティボディ病院医学部ゲノムセンターは、世界保健機関(WHO)の警報として、東南アジアや西太平洋、東地中海で新型コロナウイルス感染症が再流行していると発表した。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
WHOの5月28日発表によると、新ウイルス株NB.1.8.1の急速な拡大が要因。2025年2月中旬以降、新型コロナの感染者が急増。監視センターの検査陽性率は、2014年7月以来の水準である11%に急上昇している。
アフリカ、欧州、南北アメリカ対立では感染率が2~3%と低水準だが、カリブ海地域やアンデス地域の一部で感染が増加し始めている。新種株の陽性者はタイ国内では8人。