気象署は、ひょうができる原理は雨と似ているものの、上昇気流が水気を伴って上昇する際に、水気が凝結して水滴になっていることがあり、その場合に上空の気温が0度より低いと氷晶になると説明。上昇気流がその重さを支えきれなくなると落下し、ひょうが形成されるとした。
また、春や夏には対流活動が活発になり突風を伴う強い雨が観測されやすく、さらに線状降水帯の一種であるスコールラインが発生してひょうが降りやすくなると説明。前線の影響が続く5日早朝までは、強い対流の通過に注意が必要だとした。
交流サイト(SNS)上には、珍しい降ひょうに驚いた人々の投稿が相次いだ。
(張雄風/編集:田中宏樹)