2001年から行われている同イベントでは、これまで50作品以上を生み出してきた。クラウドゲートのアーティスティックディレクター、鄭宗竜さんは、春闘は若者の参加に限らず、ダンススタイルも不問だとし、身体表現に挑戦を試みるクリエーターがアイデアを試すプラットフォームとなるよう期待を寄せる。今年は舞台美術の要素を減らし、身体全体で表現する「裸」の春闘になると説明。「裸」はお題でも服を着ないことでもなく、率直に身体のあらゆる可能性を探ることだとした。
春闘では、5組の振付師がクラウドゲートのダンサーと共にパフォーマンスを作り上げる。日本からは振付師の梅田宏明さんが参加する。クラウドゲートによれば、梅田さんはすでにダンサーと高強度の稽古を行っているという。
6月21~22日、北部・新北市淡水の雲門劇場で作品を上演する。
(趙静瑜/編集:荘麗玲)